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2024年5月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ5月ランキング
1位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
2位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
3位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
6位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY VLOGCAM ZV-E10 デジタルムービーカメラ
8位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
9位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon PowerShot SX740 HS コンパクトデジタルカメラ


FUJIFILM X100VI
3月末の発売時、波乱(?)を巻き起こしながら初登場1位を飾った『FUJIFILM X100VI』が、再び1位に返り咲きを果たしました。
メーカーから発売の発表があったものの、肝心の発売日・予約開始日が未定という状況が続き、その間も多くのお問い合わせをいただきました。
その後、予約受付開始になるもあっという間に受付予定数を越え、それ以後は予約受付停止になってしまいました。
3月28日発売が開始され、初回入荷分はすぐに完売になり、結果3月のランキングでは2位以下に大差をつけての1位獲得。
しかしその後メーカーからの供給が途絶え、4月はランキングから姿を消すという事態に。
5月に入り、再びシルバー・ブラックともまとまった入荷があり、発売日にお渡しできなかったご予約者にもようやく行き渡ることが出来た次第です。

…とここまでご説明させていただいたうえでも、今回の新製品発売が今までにないケースであったことがお分かりになるかと。
そして、現在まだ新規の予約受付は停止したまま… この後どのような展開が待っているのか、全くもって分からない状況です。

様々なコンテンツで新型機の性能が紹介され、入手を切望されている方の購買欲をこれでもかと煽っていますが、はたしていつ手に入れられるのか…
まずはメーカーからの予約受付再開の知らせを期待するばかりです。

2位に入ったのは、前回5位のロングセラー機『SONY α7IV』。
恒例のキャッシュバックキャンペーンが5月7日まででしたので、今回その駆け込み需要がかなり多かったことと思います。
しかしそれを踏まえても、Nikon Z fなど並みいる強豪を抑えての2位というのは大したものです。常に安定した供給数を誇るSONYだからこそと言えるのではないでしょうか。
キャッシュバックキャンペーン終了後は中古購入に流れることが予想されます。はたしてランキングに踏みとどまることが出来るか、注目です。

3位には『Nikon Z f』。安定した高い人気を誇りながら、なかなか1位になれない不運な1台。
今後も各メーカーの新型機が控えている状況を考えると、首位奪還は至難の業か。

4位『α7C II』、5位『α7RV』とSONY勢が続きました。
α7C IIはキャッシュバックキャンペーンの対象外でしたが、それでもこのところ常にα7IVより上位の成績をあげていました。
今回キャンペーン終了を受けてα7IVの方が上位になりましたが、次回以降α7C IIがSONYスタンダードクラスの主流になることが予想されます。

5位α7RVもα7IV同様キャンペーンの効果が大きかった機体。
次回以降もランキングに踏みとどまれるか、それとも他メーカーの攻勢に押し流されてしまうか、SONYの今後を占ううえでキーになる局面です。

6位に『FUJIFILM X-T5』。前回、発売月以来の返り咲き1位獲得を成し遂げ、これからランキングを大いに盛り上げてくれるだろうと期待をこめて取り上げたのですが…
まだ供給が安定しない模様です。重ねてXF18-55mmレンズキットがレンズの生産完了に伴い完了品となってしまったため、販売数を伸ばすことが出来ませんでした。
ここ最近のメーカーからの発信も気がかりなところ。
次回待望の新製品発売が予定されているなか、主力機であるX-T5がどのような動向を示すか、ファンならずとも目を離せない状況です。

7位に『SONY VLOGCAM ZV-E10』が入りました。
前回久々のランクイン、それも4位と上位に位置する結果に。今回ランクダウンしたものの、唯一のムービーカメラとしてランキングに残り好調を維持しました。
ただ好評ゆえにか、SONYとしては珍しく品薄状態に。
これから夏の行楽シーズンに向けても活躍が期待できる機種だけに、メーカーには頑張ってもらいたいところです。

相変わらず苦戦が続いているCanon、『EOS R6 Mark II』が8位に。
今の状況を打破するためにはやはり新製品の登場が不可欠と言い続けてきましたが、ついにメーカーよりEOS Rシステム初のフラッグシップ機EOS R1の開発が発表されました。オリンピックイヤーということもあり、かねがね噂されていた機体ですがついに…
ただ発売は2024年中を予定ということで、まだまだ未知数なところも多いようです。
それよりもなによりも今すぐにでも… と思っている方も多いはずですが…

前回はギリギリ10位、Z fとの価格差を考えてもランキング維持は難しいかとお伝えしていた『Nikon Z8』ですが、しっかり9位にランクイン。
季節的にも屋外での活動が増える時期。スポーツ観戦やネイチャ―フォトなど、Z8が活躍するシーンも多くありそうです。

新品ランキング最後は、10位の『Canon PowerShot SX740 HS』。
前回4月のランキングでは12位でしたが、ランク外情報としてお伝えした1台。どうです、先見の明があったでしょうと思わず鼻を高くしてしまいます。
2018年8月発売、販売価格6万円弱のコンパクトカメラ。質量約299gながら、35mm判換算で24mmから960mm相当の光学40倍ズームを有し、4K(30p/25p)の高精細な動画撮影も可能。行楽シーズンのお伴にもってこいでは、と前回紹介しました。
最近、学校でスマートフォンの携帯を禁止されている高校生・中学生が修学旅行先での記念撮影に困っているというニュースを目にしました。
昔ながらの使い切りレンズ付きフィルムカメラもありますが、昨今のフィルムの高騰で気軽には購入できなくなってしまっているとか。
そのため格安コンパクトデジタルカメラなども売れているそうですが、後々も使い続けるにはやはりメーカー製の方が安心なのでは。
スマートフォンにすっかり座を奪われてしまった感のあるエントリーモデルのコンパクトカメラですが、まだまだ需要はありそうです。

せっかくなので、今回もランク外の情報を。
10位には少し差をつけられましたが、Leica Q3が11位に。
同じコンパクトカメラのカテゴリーに入りますが、10位と11位の価格差はなんと85万円以上!
発売当初は深刻な供給不足で入手困難だったQ3ですが、最近は大分入荷数も増えてきました。
相変わらず人気は高く、特に海外のお客様からのお問い合わせが連日のようにあります。
6月12日にLeica製品の価格改定があるので、その前の駆け込みでの注文も増えています。
2024年2月に4位という好成績で我々を驚かせたQ3ですが、次回再びのランクインも可能性大です。

 
 

中古デジカメ5月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
4位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
5位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ
9位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z6II ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III
今回も中古ランキング1位は『SONY α7III』、これで4ヶ月連続の1位です。
2位以下に差をつけ、強さが際立っています。
しかし、新品ランキングのところで述べましたが、α7IVのキャッシュバックキャンペーンが5月7日で終了。今後は新品購入から中古の購入に流れることが予想されます
今回中古ランキングでは3位につけたα7IVですが、その販売数の大半がキャンペーン終了後と思われるので、次回以降α7IIIとα7IVの順位が入れ替わることも大いに考えられます。
毎年4月に発表する前年度のランキングでは、掲載を始めた2020年度から実に4期連続で中古部門1位を獲得しているα7III。いよいよ世代交代となるのでしょうか。

そのα7IIIとα7IVの間に割って入ったのが『Nikon Z fc』、前回同様の2位です。
SONY勢のように中古商品数が常に潤沢というわけではなく、商品が出たら売れるという形で今回も2位に入り込みました。
人気は高いだけに、今後も中古商品の在庫数がランキングの順位に大きく関わってくることでしょう。

そのNikonですが、『Z f』がなんと早くも7位に登場。新品の発売開始が2023年10月末ですから、半年ほどでのランクインということになります。
発売開始後しばらく供給不足が続いていましたが、その間買取を強化していたため中古商品数が豊富になったことも要因かと。
特に新品が依然品薄傾向にあるZ 40mm F2(Special Edition)レンズキットの販売数が多いのが特徴的です。
まだ新品と中古の価格差は僅かですが、少しでも安く入手したいという方が増えればこのまま定着することも考えられます。

順位を戻し、4位『Canon EOS RP』。
昨年2023年11月以来ずっと中古ランキングに名の挙がらなかったCanon。久しぶりの登場がロングセラーのエントリーモデルEOS RPというのも寂しいところ。
やはり新製品が登場しないと、中古の販売数も伸びてこないようです。

5位には『OM SYSTEM OM-1』。
新型機OM-1 Mark IIは、発売月の2月こそ新品ランキング2位と好発進でしたがその後は順位を落とす一方で、4ヶ月目の今回は15位とランク外に。
ただその登場によりOM-1の中古在庫数が大幅に増え、販売数を伸ばしています。
このままランキングに定着することを期待しましょう。

6位に『α7C』、8位に『α6400』とSONY勢が。結局今回SONYは計4機種をランクインさせました。
前回は6機種をランクインさせ、圧倒的強さを示したSONY。今回は他メーカーが少し頑張りを見せてくれました。
とはいえ、ランク外に同数14位でα7C IIとVLOGCAM ZV-E10が並ぶなど、もう次が控えている状態。
どの機種も新品がコンスタントに売れたことで、後にそれが買取により中古商品へと。その豊富な中古在庫数が強力な後ろ盾となっています。

9位は『FUJIFILM X-T5』。
新品の供給も増えてきましたが、まだ安定はしていません。また新品価格が大きく上がってしまったこともあり、中古にも人気が集まっています。
そのため中古商品数も品薄に。
前回ランク外で取り上げたX-T4やX-H2も在庫が品薄になってしまい、ランクインはなりませんでした。

今回SONYに次いで好調だったのがNikon。 Z6IIが10位に入り、計3機種のランクインとなりました。
Z6もランク外ですが12位に。
本当はこのZ6・Z6IIがランキングに定着すれば、SONY勢にも太刀打ちできるのですが。
最近はZ fやZ fcといったノスタルジックなデザインの方に人気が集中してしまっているようです。

中古ランキングも最後はランク外の話題に。
今回10位と僅差の11位につけたのは、Canon EOS 5D Mark IVでした。
以前お話ししましたが、最近急増している外国からのお客様に好評です。
豊富な在庫から状態を選べることが特に高く評価されています。
「マップカメラなら点検も行き届いていて安心」と仰ってくださる方もいて、スタッフとしてはうれしい限り。
ただそうやって海外に流れていっているのも事実です。
あのクリアなファインダーの見えが忘れられない! という方は、早めに手を打っておくことをおススメします。
 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年06月11日 12時07分 ]

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