【TAMRON】この夏使いたいズームレンズ
TAMRONから新しく発売された『TAMRON 50-300mm F4.5-6.3 Di III VC VXD A069S(ソニーE用/フルサイズ対応)』を使って早速写真を撮ってまいりました。
YouTubeチャンネルにて公開した動画では実際に使っている様子を見ることができますので、ぜひこちらもご覧ください。
今回は動画でご紹介しきれなかった写真とともに、こちらのレンズについてご紹介していきます。
本レンズは50-300mmと幅広い焦点域をカバーしているので、様々な被写体を撮影することができます。またズームの始まりが50mm~となっているので、テーブルフォトやカフェ写真など日常的な写真を撮ることもできます。
広角端50mmでは最短撮影距離0.22m、最大撮影倍率1:2の高い近接撮影能力で、ハーフマクロ撮影も楽しめます。逆光で葉を写したカットは50mmで最短撮影距離で撮影したものですが、葉の葉脈までしっかりと写し出されています。後ろのボケもナチュラルで、主役を引き立ててくれていると感じました。
先ほどとは打って変わって夏らしいロケーションでも写真を撮ってまいりました。かなり高い位置にあったヤシの木ですが、風にたなびく葉っぱが想像以上に鮮明に撮れていて驚きました。
葉っぱに寄ったカットでは、葉っぱに生えている細かい毛の1本1本まで綺麗に写っています。
標準域単焦点を普段使っている筆者としては、広角側でポートレートも楽しみたいと思い、撮影してみました。
前ボケや後ボケがやわらかく、優しい感じなのでポートレート撮影でも被写体を引き立たせてくれると感じました。また、ズームレンズなので単焦点で撮影するときとは違って様々な画作りができるというのも良いと感じたポイントです。
50-300mmと幅広い焦点距離をカバーしてるのにもかかわらず約665gと軽量なので、持ち出すにも苦にならないサイズ感です。日常での撮影はもちろん、これから夏のお出かけのお供として活躍してくれる、頼もしいズームレンズだと思います。
↓今回使用した機材はこちら↓