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【Nikon】Zfで旅に出る。

マップカメラの30周年創業祭がはじまりました!お客様からご愛顧をいただき、今年で30周年を迎えることが出来ました。
この夏は「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

私が選んだ「夢中」。それはずばり「旅」です。

大学生の時からバイトをしてお金を貯めては何処かへ行き、社会人になった今も時間があれば何処か遠くへ赴きます。
旅先で見るもの触れるもの全てに感動し夢中になっております。

その中で多岐に渡りカメラを使用しましたがこれだと思える機材に最近出会うことができました。
使用機材はNikon Z f + NIKKOR Z 14-30mm F4 Sです。

今回旅に選んだのは東洋のガラパゴスとも呼ばれている沖縄西表島。
島のほとんどが亜熱帯のジャングルで様々な天然記念物が生息しております。

旅をする上で重視することは、いかに軽量コンパクトに済ませるか。防塵防滴耐性か。
レンズに関しては出来る限りレンズ交換なしで1本で済ますことができるか。
一期一会の景色を撮り逃したくはない。そのためには解像力やAF速度等も追及したい部分です。

西表島にはイリオモテヤマネコやカンムリワシを初めとする国指定特別天然記念物が多く生息しております。
今回も石垣島・西表島・竹富島・小浜島・黒島のみ生息しているサキシマハブに遭遇しました。
暗闇の中でもしっかり被写体を確認できるファインダーの見やすさと、優れた常用最高感度ISO 64000。オートモードで動きの速い生き物や星の撮影ができることにはとても驚きました。
天体撮影も三脚さえあれば誰でも簡単に撮影ができ編集することなく撮って出しで上記のような写真を撮ることができます。

6月終わりに私が西表島に訪れる理由。それは「サガリバナ」です。
陽が落ちる頃に花を咲かせ、夜明けには散ってしまう幻の花。
日本でも南西諸島でしか見ることができない希少な花な上、開花時間がとても短いです。
今回も早朝4時にホテルを出てカヤックでジャングル奥地へ向かいました。

今までに3度、撮影に挑んだのですが突然のスコールやカメラの性能不足等で中々思うように撮影が出来ませんでした。
日が昇る前に水上そしてカヤックに乗ってとなると中々撮影も難しくなってきます。
基本じっくり撮影というのは難しくいかに瞬時にシャッターが撮れるかが肝になってきます。
役に立ったのがバリアングル式の3.2型とタッチパネル。オールで舵を取りながらでも、片手でも、がっちり被写体に食いついてくれます。
画面の縦約89%、横約96%の範囲をカバーする273点のAFポイントが、小さく動きのある花を遠くからでも画面の端から端まで追尾してくれます。

動画の撮影も行いました。
ここでとても助かったのが撮影アシスト機能各種。
動画記録中の赤枠表示されるのでRECが分かりやすくゼブラ表示やウェーブフォームモニター表示で撮影ミスを格段に減らすことが出来ます。
花はポトポトと水面へ落ちていき下流へ流れて行ってしまうため、撮り逃しを防ぐことはとても役に立ちました。

私が夢中になるもの。
これからもカメラ片手に追い求めてゆきたいと思います。

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年07月15日 17時00分 ]

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