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【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 24-200mm F4-6.3 VR編 ~ 

Nikonから待望の新製品「Z6lll」が発売されました。
ニコンZシリーズのフラッグシップモデル「ニコン Z9」、「ニコン Z8」と同等の高い性能や操作性を継承しながら、世界初の部分積層型 CMOS センサーの採用など、独自の最新機能を搭載した期待の新製品。

そこで本連載ではZ6IIIの旧モデル「Z6」その後継機種「Z6ll」の魅力を再確認するとともに、オススメのレンズも紹介してまいります。
Nikonフロアスタッフが選ぶ、今回のおすすめレンズは 「NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR 」になります。

夏の季節と言えば、やはり夏祭り。
地元の毎年恒例で足を運んでいるお祭りにて撮影してみました。
盛夏の幕開けを告げる「成田祇園祭」300年ほどの歴史があり、およそ45万人ほどが訪れる成田最大のお祭りです。
今回は暑さを避けて夜の祭りに参加することにしました。

「成田祇園祭」の魅力の一つは10台ほどの山車と屋台が勇壮に参道や市内を引き回されることです。
参道を練り歩く山車や屋台が間近に迫ってくるのでとても見ごたえがあります。
夜になるライトアップされるので幽玄な山車・屋台の姿を楽しむことができます。

今回使用する機体は「Z6II」
そして使用するレンズは「 Z 24-200mm F4-6.3 VR 」
トラベルレンズとして560gと小型軽量で高性能な8.3倍高倍率ズームレンズです。
一般的に高倍率ズームは印象として便利に使用できるが画質がそこそこという印象があるかと思います。
しかし、このレンズは高倍率レンズとしては、全域でなかなか良い画質が得られ、ピントが合った際のきりっとした精細さをもち、柔らかなボケが得られる素晴らしいレンズです。

ものすごい人混みの中で、あまり自由に撮影のポジションが取れないのでズームレンズでの撮影であれば、いろんな場面に対応できるので利便性が高いです。
このお祭りの時期の成田では雨に見舞われることも珍しくなく、防塵防滴の効いているこのレンズは心強い選択かと思います。
なお、幸いなことに今夏は雨の中での撮影にはなりませんでした。

夜のお祭りで撮影するのは環境としては厳しい状況となるため、できるだけ単焦点の明るいレンズやズームレンズにしてもF4通しのレンズを選択して撮影してきたので、ここまで高倍率で明るさを確保できないレンズは使用したことがありませんでした。

「Z6II」は高感度仕様の裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサーを搭載しており、ISO51200の優れた高感度性能を持っています。
この機体ならば「Z 24-200mm F4-6.3 VR」で夜の撮影に挑めるだろうと考え、この機材で撮影してみました。
「Z6II」の性能をわかりやすく確認するため、設定は「Auto」でカメラ任せにしています。
レンズの明るさからも考えると少し厳しいかと思いましたが実際撮影してみると、細部までしっかりと撮影できており、強い光源による白飛びなども見えないかと思います。

これまで夜間の撮影で高倍率ズームは明るさの不足もあるかと思い、あまり選択してこなかったのですが、「Z6II」との組み合わせでの有用性は実感できました。
コンパクトで軽量であり光学的にも優れているという「Z 24-200mm F4-6.3 VR」は、厳しい撮影条件の場合も含め、もっといろいろな状況で使用してみるのもよろしいかもしれません。
旅などコンパクトに機材をまとめたい際にも、ぜひとも活用したいレンズです。

スナップから風景まであらゆる場面に広く対応できるミラーレス一眼カメラ「Z6シリーズ」、是非一度手に取ってお試しください。

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▼ブログで使用した機材はこちら▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年07月21日 10時59分 ]

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