「いつか使ってみたいカメラ」というとどのような機種を思い浮かべますでしょうか。
愛用者のレビューを拝見すると実に愛を感じるものが多く気になっていた『SIGMA DP2 Merrill』を今回撮影に持ち出してみました。
その魅力を写真を交えてご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧ください。
このカメラの最大の特徴はFoveonセンサーを搭載していることです。
ベイヤー配列のイメージセンサーがRGBの3色を1層に並列しているのに対して、Foveonセンサーは1色のみの情報を取り込む層が3層重なる構造をしています。簡単に言うと、全画素で満遍なく色の情報を取り込めるような仕組みです。
また、DP Merrillシリーズには焦点距離が異なる3つのバリエーションがあります。
DP1 Merrillは19mm、DP2 Merrillは30mm、DP3 Merrillは50mmです。
(※それぞれ35mm換算で28mm相当、45mm相当、75mm相当。)
私が撮影に使ったDP2 Merrillはとても汎用性の高い画角です。
今回の写真はすべてSIGMA Photo ProでRAWデータを現像しています。
SIGMA Photo Proでモノクロームモードを使うとモノクロ写真用の編集ができます。試行錯誤する楽しさがありました。
手振れ補正がなく暗いところが苦手なカメラですが、何度も慎重に撮っていると突然きれいな写真が撮れる瞬間が訪れます。ゆっくり向き合って撮影をするのに向いているカメラだと思いました。
この写真はかなり思い切ったトリミングをしているのですが、拡大しても綺麗な状態を保てており驚きました。
1日中散歩しながら使っているうちにあっという間にDP2 Merrillに魅了されてしまいました。
私は普段は撮りたい目的のものがあってその手段としてカメラを使うことが多いのですが、DP2 Merrillは使うこと自体を目的にまたおでかけしたいと感じるカメラでした。回数を重ねてもっと使いこなしてみたいです。
また、現在SIGMA の対象商品を新品でお買い上げのお客様にはマップカメラオリジナルのピンバッチをプレゼントしています。中古でしか手に入らなくなってしまったDP Merrillシリーズは残念ながら対象外ですが、現行機であるfpやfpLなどをご検討の方は是非チェックしてみてください。
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