【RICOH】GRIII HDFで撮る夏の休日
9月に入り、まだまだ厳しい残暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
1ヵ月ほど前の8月某日、日帰りで群馬県を訪れました。
今回はRICOH GR III HDFを持ち出しました。その際の写真を紹介したいと思います。
まずは有名な温泉地である伊香保温泉の近くにある五徳山水澤観音へ向かいました。
まずは本堂をRICOH GR III HDFの特徴でもあるHDF(Highlight Diffusion Filter) をオンの状態で撮影をしました。
HDFは光を強調しソフトな表現となるため、ちょうど強い太陽光が降り注いでいた場所を、まるでミスト系のフィルターを装着したかのように撮ることができました。
続いて、本堂の隣にあります六角堂を撮影しました。
こちらは真ん中の地蔵尊が回転をする珍しいお堂なので、実際に廻していらっしゃる方が何名かおられました。
本堂の横、緑の生い茂る部分。木々の間からの木漏れ日がHDFの効果により柔らかくなり幻想的な雰囲気を醸し出しています。
続いて伊香保温泉街を抜け、上毛三山の一つである榛名山の麓にある群馬県立榛名公園へ向かいました
平地では35度を超える猛暑日でありましたが標高が高いこともあるのか、驚くべきことに10度以上も低い
24度台でありました。うだるような暑さが続いていたのでずっとここに居たいと感じられる場所でした。
周りには榛名湖が広がっていて視覚からも涼しさを感じられることができ、湖では足漕ぎボートに乗って楽しまれている方々が多く居られました。
35ミリ判換算で約28mm相当という画角ですので大きな湖も広く切り取ることが可能です。
ここでは先ほどと変わり薄曇りでHDFの効果により、まるでその場の湿度さえも感じられるような写真を表現できています。
RICOH GR III HDFは普段大きなレンズ交換式カメラに付けるようなフィルターの効果を非常にコンパクトな筐体で楽しめるカメラとなっております。
もちろんfnボタンを押してHDFの効果をオフにしてしまえば、通常のRICOH GR IIIと全く同じカメラとなります。(ただしNDフィルターは非搭載となります。)そのため、フィルター効果が必要ないという場面でも撮影を楽しむことができます。
お手軽にいつもとは違った表現もできるRICOH GR III HDF、皆様にもぜひお使いいただきたい一台です。