【SONY】APO-LANTHARと往く真鶴
たまには羽を伸ばしたいと思い、8月初旬頃に東海道線に揺られ真鶴へ撮影に行って参りました。今回はその時の写真を何枚かご紹介。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/1000 F2.0 ISO100
東海道線ということで下っていけば熱海、上っていけば小田原が近い真鶴ですが、中間地点ということで交通網はあるものの幹線道路を離れればゆったりとした時間が流れています。
早速撮影をと歩き始めますが、住宅街で枝垂れるノウゼンカズラを発見。オレンジというカラーと夏に咲く花ということで、トロピカルな印象を受ける花ですが、本州東北地方以南で日当たりと水捌けが良い地域であれば生育しているらしく、南国なイメージは払しょくされたのでした。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/1000 F2.0 ISO100
また、真鶴駅から真鶴港まではかなりの高低差があり、起伏の多いため駅近くの観光案内所でレンタサイクルを借りて行動する事となりましたが、向こうもアップダウンが多い事をわかっていてか、借りられるレンタサイクルも電動のもので、人生初の電動自転車を体験する事となりました。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/2000 F2.0 ISO100
ちなみに今回の撮影で持って行ったボディはα7RV、レンズはAPO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalとなっています。
すべての人に刺さるレンズとは口が裂けても言えないレンズですが、クリエイティブルック「FL」を使用しつつこのレンズの組み合わせから出てくる画がとても好きで、1本持ち出す時にはついついこのレンズを持っていってしまいます。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/3200 F2.0 ISO100
6000万画素級のセンサーだとしても絞りを開けた状態から申し分のない像を届けてくれます。解像感も良く、白波では気になりがちな色にじみ(フリンジ)もありません。しかしながら絞りを開け切った状態だと周辺光量落ちが結構残っています。この点に関しても私はウェルカムな特徴であるが故に、使えば使うほど引き込まれてしまうレンズなのです。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/5000 F2.0 ISO100
ついついどのくらい映るものなのかと、こういった被写体にカメラを向けてしまう事もしばしば。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/5000 F2.0 ISO100
今回の目的としては「ちょっと遠出したい」「海の見えるところがいい」「海を見るなら漁港に行ってみたい」という、なんともざっくばらんとしたものでしたが、結果的には天候にも恵まれ気持ちよく撮影に臨めた事は言うまでもありません。
レンズの方もこのくらいの距離であればなんのその。スパッと切れの良いピントの立ち上がりがありつつ、背景としっかり分離するので立体感があります。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/3200 F2.0 ISO100
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/6400 F2.0 ISO100
再び真鶴駅にほど近いところまで戻ってきて、高台から真鶴港を見下ろします。遠景の撮影という事で普通ならばそれなりに絞りを大きくして撮影するところですが、アングルの関係で写真右下の草木を構図から取り除くことが出来なかったので、思い切って絞りを開放にして前ボケになってもらう形をとりました。
さすがにはっきりと分かる周辺光量落ちはありますが、絞り開放で遠景とは思えないほどしっかりと写っていて、Voigtlanderのレンズの中でも最も高性能なレンズに与えられる「APO-LANTHAR」の銘がついているだけあります。
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/50 F2.0 ISO100
SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/8000 F2.0 ISO100
帰路につく前にもう1箇所くらいは港を見たいなと思い、同じ真鶴駅近辺の福浦漁港を訪れます。
こちらは真鶴港ほど大きくはありませんでしたが、訪れたタイミングで太陽も雲に隠れ始め、代わりに天使の梯子が顔を見せました。
こちらも周辺光量落ちをエッセンスとして加えたかったので、絞り開放での撮影となっています。
絞りについては被写界深度を稼ぐ+周辺光量の改善用といった感じで殆ど絞らずとも使っていけるのは快適です。
また最近のフォクトレンダーのレンズはニュートラルor少し寒色よりといったカラーバランスの印象を受けるのですが、そこに落ち着いた発色でありながら青や緑が特徴的なクリエイティブルックの「FL」が合わさる事で良い相乗効果を生んでいるように感じます。
6000万画素クラスでこの組み合わせが実現出来るのは現状α7RVかα7CRとなっていますが、α7RVについてはαオータムキャッシュバックキャンペーンの対象商品となっており、単体購入でも5万円のキャッシュバックが受けられるなどかなりお得にお求め出来るチャンスでもあります。
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