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【Nikon】中望遠マイクロレンズで見える世界

夏の暑さも和らぎ、秋らしい気候になってまいりました。
今回はNikon Z6IIとNIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sを使用して水族館へ撮影に行きました。

淡水魚のコーナーでヤマメとピラニアを撮影しました。
マイクロレンズらしく背中の模様や鱗のキラキラとした反射まで繊細に写っています。
背景のボケが滑らかに出るのもこのレンズの特徴です。

カサゴは筆者のお気に入りの魚です。
なんといっても特徴的なのは長いむなびれで、水の中をゆったりと靡かせながら泳ぐ姿に見とれてしまいます。
綺麗なものには毒があると言いますが、カサゴのひれには毒があるので注意が必要です。

今年2月に生まれたゴマフアザラシ。
まだまだ体も小さくお客さんにも興味津々で人に寄ってきていました。
鼻だけ出して泳いでいる様子が可愛らしいです。

巣穴からこちらを見つめて佇んでいるペンギンと目が合いました。
焦点距離105mmの中望遠なので被写体との距離があっても、寄ったような画角で被写体を撮影することができます。

イルカショーを撮影しました。
マイクロレンズはAFが遅いと言われていますが、ボディにワイドエリアAFと5段の手振れ補正を持つZ6IIを組み合わせることでしっかりとイルカにピントを合わせ水の飛沫一つ一つまできちんと捉えてくれています。

水槽内は明るく動きも素早いため肉眼でははっきり見えなかったイルカの姿も写真に収めることでよく見ることができます。
口の角度が上がっていて笑顔に見えるのもポイントです。
マクロ撮影だけでなく中望遠のレンズとしても使用できる汎用性の高いレンズだと感じました。

スナップを撮るときは目で見えているものを撮影するイメージですが、カメラにマイクロレンズを合わせることで肉眼では見えないものを見ることができるようになります。

いつもとは違った撮影を体感してみてはいかがでしょうか。

 

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月29日 19時00分 ]

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