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【SONY】初めてのカメラに2016年発売のα6500を今もなおオススメしたい。

【SONY】初めてのカメラに2016年発売のα6500を今もなおオススメしたい。

昨今カメラを始めようとすると予算的に厳しさを感じる方も多いのではないでしょうか。
ただどれだけお手頃でも機能面で妥協はしたくない…

そんなあなたに今回ご紹介するのがSONY α6500 ILCE-6500です。
EマウントのAPS-C機初代最上位モデルであるα6500の魅力に迫るべくレンズキットでもお馴染みのSONY E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135と共に撮影してきましたので作例も含めご確認頂ければと思います。

2016年12月に発売されたα6500はEマウントのAPS-Cシリーズとしては初となる”ボディ内手ブレ補正”を搭載した事で話題となり、その後2019年11月に後継機のα6600、2023年7月にはα6700が発売され、APS-Cでボディ内手ブレ補正搭載のαシリーズは3機種となりました。
そして2024年12月現在に何故あえてα6500を皆さんにオススメしようとしているのか。

それは”必要十分な機能を備えた上で安価で購入可能”だからです。

では順番に紐解いていきましょう。

絞り:F9 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

まず、“センサーサイズが小さくなればなるほどボケが少なくなる”という話を聞いたことがある方も多いと思いますが、作例を見て頂くと分かるようにAPS-Cセンサーはこういったキットレンズでもしっかりボケを活かした撮影が可能となっております。

ちなみに何故センサーサイズでボケ量が変わるのかお話しておくと、ボケ量は焦点距離が大きく関わっており望遠になればなるほどボケ量が多くなり、広角になればなるほどボケ量が少なくなります。
そしてセンサーサイズの違いで焦点距離の計算が変わってきており「APS-Cが約1.5倍」「マイクロフォーサーズが約2倍」になりますので、フルサイズで50mmのレンズを使った時の画角をそれぞれのセンサーサイズで得ようとすると「APS-Cは約33mm」「マイクロフォーサーズは約25mm」のレンズを使う必要があるのです。

なので“センサーサイズが小さいと広角側のレンズを使用することになるのでボケ量が少なくなる”という仕組みになっております。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:88mm
絞り:F11 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:250 / 焦点距離:135mm

ちなみに筆者が最初に買ったカメラもAPS-Cのカメラで、レンズも18-135mmという全く同じようなセットを利用しておりました。
その際も広角から望遠まで画質劣化無しにズームができ、更に一眼カメラらしいボケも味わわさせてくれたので、スマートフォンの電子ズームでは味わえない一眼カメラの素晴らしさと楽しさを教えてくれました。

E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは35mm判換算だと約27-202.5mmとなるのですが、フルサイズ用のレンズで考えると重さが倍くらいになり更に大型化します。

筆者が考えるAPS-Cカメラの強みは、軽量コンパクトでリーズナブルでありながら「一眼カメラを使っているぞ」という楽しみも与えてくれるちょうどいいカメラという所なので、カメラを始める導入として是非オススメしたいと考えます。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

α6500というよりもAPS-Cセンサーの魅力についてたくさんお話をしてしまったので話を戻しましょう。

まず、先代のα6000から大きく進化した部分が多くありますので先にお伝えしようと思います。

・APS-C機初の手ブレ補正搭載
・オートフォーカス性能の大幅な向上
・ファインダーの総ドット数アップ
・4K動画に対応
・USB給電に対応
・グリップの大型化
・カスタムボタンの追加
・バッファの増量

このようにユーザーをサポートするために必要な機能をしっかり押さえていて、スナップや家族写真、旅行など様々なシーンで活躍してくれます。

初めてのカメラでα6400が候補に挙がっている方もいらっしゃるかと思いますが、α6500はそちらよりも大きなグリップを搭載しており、更にカスタムボタンが多くなった事でカメラに慣れれば慣れるほどありがたみを感じると思います。

サイレント撮影、ピント拡大、手ブレ補正ON/OFFなど撮影環境によって様々な設定を利用する機会が増え、すぐに切り替えたい場面も多くなるでしょう。

そんな時にカスタムボタンが一つでも多いと、すぐに設定変更ができるように自分なりのカスタマイズが可能になりますので利便性が非常に上がります。

絞り:F8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:400 / 焦点距離:135mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:3200 / 焦点距離:34mm

ただ個人的にはやはりボディ内手ブレ補正が搭載されていることが大きく、手ブレ補正非搭載のレンズでも気にせず利用できますし、更にオールドレンズで遊んだりするのも最適です。
ちなみに電子接点非搭載のレンズを使用する場合は手動で手ブレ補正の焦点距離設定を行う必要がありますのでご注意ください。

そして実は手ブレ補正搭載レンズ装着時にはボディとレンズで役割分担しており、レンズ側で角度ブレの2軸を補正を行い、残りの3軸(シフトブレの2軸と回転ブレ)はボディ側で補正することで、最適な5軸手ブレ補正を実現できるような仕組みとなっています。

いわゆる、得意な所はお任せするというスタンスです。

そのおかげで強力な手ブレ補正の恩恵を受けられるので、こちらもオススメポイントと言えます。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:78mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:500 / 焦点距離:135mm

ちなみに今回の作例とは別に自分の家族写真も撮影していたのですが、そこで役に立ったのがα6000には無かったISO AUTO時の低速限界設定です。

絞り優先モードで撮影していると「手ブレ」を起こしにくいシャッタースピードにカメラ側が自動で合わせてくれるのですが、子供のような動く被写体を撮る時にはどうしても「被写体ブレ」が発生してしまいます。
そういった際に絞り優先の時でもシャッタースピードを1/125や1/250よりも遅くならないようにカメラ側で設定を行うことができるのです。

こちらの設定があることによって屋外屋内に関わらずシャッタースピードを気にせず絞り優先モードで利用ができるので家族写真などをメインで撮られる方には強くオススメしたい設定です。
私が個人的に利用しているカメラでも同様の設定を常に行っています。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:6400 / 焦点距離:75mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:6400 / 焦点距離:135mm

では高感度耐性についてもチェックしていきましょう。

常用ISOは100〜25600となっており、拡張でISO51200まで利用できるようになった当カメラですか、同世代のAPS-Cと比べるとノイズ処理も上手くISO6400くらいまでは許容範囲内と感じました。
状況によっては2枚目の写真のように雲の所のノイズが目立つ場合もありますが、そこまでノイズ感を感じずに見れるのではないでしょうか。

ちなみにシャッタースピードが1/125になっている理由は上でお話した低速限界が原因なので、手ブレ補正を有効利用していれば本来はもう少しシャッタースピードを下げてISOを下げれる事ができたかもしれません。
しかし、スナップでも風のある日などは被写体ブレを起こす事もありますので上手く活用して頂ければと思います。

絞り:F11 / シャッタースピード:0.4秒 / ISO:6400 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:6400 / 焦点距離:69mm

2016年にAPS-C機最上位モデルとして登場したα6500は今もなお、実用的な性能を持っており、初めてのカメラに非常にオススメと言えます。

更にSONYはミラーレスカメラの先陣を切った事で歴史が長く、様々なレンズを純正のみならずサードパーティ製も含めて利用できるので楽しみ方も豊富です。

是非α6500と共にたくさんのレンズラインナップをご堪能ください。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年12月23日 11時30分 ]

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