過去を振り返っても長く暑かった夏もようやく終わり、ようやく秋の深まりを感じられる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
そんな過ぎ去った夏の話になってしまいますが、Leica (ライカ) Q(Typ116)と共に熱海に行ってまいりました。
幼少の頃から伊豆はよく訪れており、熱海も思い出深い場所です。
常日頃、行きたいと思っていましたがなかなかタイミングが合わず、何年振りかも分からないほど久しぶりの訪問となりました。
駅を出てすぐの商店街に入って一枚。熱海のこういった雰囲気が好きです。街全体に昭和の面影が残っており、ノスタルジーを感じます。
駅舎は新しくなっており驚きましたが、こういった熱海らしい風景は変わらずそのまま残っていて安心しました。
熱海は海に向かって緩やかな傾斜が続いており、坂や階段が多く点在します。
歩き続けて海が見えた時、熱海らしい光景に思わず撮った一枚。
Leica Qシリーズはどれも彩度が抑えられた落ち着いたトーンが好きなのですが、初代であるこのLeica (ライカ) Q(Typ116)はより重厚さを感じる写りです。
M型のLeica (ライカ) M(Typ240) に近い色味とも感じました。
Leica (ライカ) M(Typ240) が2013年発売、このLeica (ライカ) Q(Typ116)が2015年発売と発売日が近いので、なにかしら関係があるのかもしれません。
重さも最新のLeica (ライカ) Q3が743gに対し、Leica (ライカ) Q(Typ116)は640gと100gも軽量で見た目も一回り小さく、持った時も「小さい!」と感じるほどでした。
熱海には喫茶店が多くあり、喫茶店めぐりが好きな方にはたまらない場所だと思います。
驚いたのはどのお店も行列を作っており、若い方が多いということでした。近年のレトロブームで熱海が人気なのは知っていましたが、これほどとは思いませんでした。
久しぶりの熱海探訪でしたが、幼少の頃の思い出が甦ってくるようで、変わらぬものの良さを改めて感じることができました。
熱海の風景はLeica (ライカ) Q(Typ116)の落ち着いたトーンとの相性も良く、この旅のお供に最適な選択でした。
Leica Qシリーズ、 皆さんにもぜひ一度お手に取ってみてほしい一台です。