【PENTAX】【Nikon】デジイチで動物園撮影。そしてモノクロームという選択肢。
皆さん、こんにちは。
デジタル一眼レフカメラ、いわゆる『デジイチ』。 昨今、小型軽量のミラーレス一眼カメラが沢山発売されており主流になっています。
私も何台かミラーレス一眼カメラを買いました。しかし、シャッターを切った時のミラーの音と重厚感が私の撮影意欲をより掻き立ててくれるという理由で、今はデジタル一眼レフカメラを使っています。
今回はそんなデジタル一眼レフカメラのカラー機とモノクローム機両方を使って撮影に行ってきました。
今回訪れたのは東京都にある多摩動物公園です。
↓今回使用した機材↓
【PENTAX】
ボディ:PENTAX (ペンタックス) K-3 Mark III モノクローム
レンズ:PENTAX (ペンタックス) DA55-300mm F4-5.8ED
【Nikon】
ボディ:Nikon (ニコン) D750 ボディ
レンズ:Nikon (ニコン) AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR
初めて訪れる動物園だったので、園内の広さに迷いつつ最初に向かったのはアフリカゾウ。
モノクローム機を初めて使うので、色味等の感覚を掴むためにまずは1枚パシャリ。
シャッター切ったときにまず感じたのはモノクローム専用に作られたセンサーによる滑らかなグラデーションと連続撮影速度 最高約12コマ/秒の速さです。動物は細かい動きや素早い動きが多いので、動物園での撮影が一番好きな私としては連続撮影速度が速ければ速いほど好ましく感じます。
「これは良い写真が撮れそうな気がする…」とウキウキしながら早速次の動物に移動しました。
次に見えてきたのはフラミンゴ。
フラミンゴは上下に首を動かすことが多くピンボケやブレが多くなってしまいがちですが、手振れ補正と速い連続撮影速度のおかげでブレることなく目にピントを上手く合わせることができました。
しばらく動物を見ながら歩いていたら岩の上に座っているユキヒョウがいたのでパシャリ。
モノクロームの色味をスタンダードからハードに、ノスタルジックなセピア色から白黒に変えての1枚。この色味はライオンやヒョウ、チーター等の肉食系の動物にはより映えると感じます。
コアラを真正面から撮ってみました。コアラは1日に20時間寝ている動物らしく、この日も寝ていました。
薄暗い屋内だったのでISO感度を200から1600に、シャッタースピードを1/60秒に変更しての撮影でしたが、ノイズはほぼ目立ちませんでした。またボディ内手ブレ補正のおかげで低速でも手ブレを抑えることが出来、冬毛のモコモコ感を表現出来たと思います。
今回のメインはモノクローム機ですが、撮り比べの為に普段使用しているNikon D750でも何枚か撮影を行いました。
檻の外をじっと見つめるユキヒョウです。
この写真の注目して欲しい点はNikon D750ボディ×Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VRの解像度です。
2枚目の写真は1枚目を拡大したものですが、ピントがしっかりと合った際は毛のトゲトゲ感や瞳に映った風景が分かる解像度となっています。
最後に私の好きな動物であるレッサーパンダです。冬毛になっておりもふもふで可愛いです。
今回はカラーとモノクロームのデジタル一眼レフカメラを使用しての撮り比べでしたがいかがでしたでしょうか。
普段モノクローム機での撮影となると街中や建物等のスナップ写真を撮られる方が多いかと思いますが、動物園での撮影ではいつもと一味違った写真が撮れるので被写体候補のひとつに入れるのも面白いかと思います。
それでは、素敵なカメラライフをお過ごしください。
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