とある冬の日、ふと思い立ってカメラを持って散歩に出かけました。
カメラをどうしようかと悩んだ末に持ち出したのはお供はX-pro2とXF18mm F2のコンパクトで機動力の高い組み合わせでした。
この地域はいくつもの公園が小道でつながっていて、散歩にはうってつけとなっています。
ひんやりとした空気を感じながら、のんびりと歩き始めます。
ふと空を見上げると紅葉が真っ赤に染まり空に映えていました。
ミラーレスとしては珍しい光学式ファインダーを使って切り取ってみます。
小道に沿って流れている小川では白鷺が足を器用に使いながら、水の中の虫を取っていました。
広角の為、写真では小さく見えますが実際は、近い距離で観察することが出来ました。
風が少ない1日だったので、池の水が鏡のようになって風景を反射していました。
空の色をX-pro2が、しっかりと写し出してくれています。
開けた場所に出てきました。この下には弥生時代中期の遺跡が眠っているそうです。
小さな小道に見えますが、実は城跡で周りには土塁や空堀が広がっています。
全体の雰囲気を捉えるには、広角レンズがちょうどいい画角となりました。
夕方の気配が近づいてきました。今日の散歩はここまで、自然を感じ、歴史を感じることが出来る時間でした。
お気に入りのカメラとちょっとそこまで、のんびり散歩に出掛けてみませんか。