StockShot

  • タグ一覧
  • 検索
【SONY】この季節に咲く花(91) 寒さに映える赤い実

 今年もよろしくお願いいたします。

さて、今年の冬は、去年の冬の今頃より寒いような感じがします。

その気候を覚悟で定番の都市公園へ行きました。

いつもだと、この時期は「ロウバイ」や「早咲きの梅」が日当たりの良いところでは咲き始めかなと思ったのですが、まだでした。

そうなると、ひときわ目立ったのは、遠くに見えた赤い実となりました。

植物は、SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2をSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A につけて撮影してます。

「マンリョウ・万両」です。

昨年と同じところに生っておりました。

「センリョウ・千両」です。

近くに生っておりました。

詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(42)で。

めでたいお正月の植物です。

 その実たちに、一つ加えましょう。

「ナンテン・南天」です。

中国原産で、日本には江戸期以前に来ました。

和名ナンテンの由来は、中国語の音読みです。「南天」は南天竺(なんてんじく)からの渡来の意味で

南天燭(なんてんしょく)、南天竹(なんてんちく)とも言われました。

 果実です。

 更に寄ります。

のど飴の名前にもなっている成分の元です。

乾燥させた実は南天実(なんてんじつ)として咳止めに使われています。

冬の野鳥にとって食べ物としても貴重です。

 葉っぱです。

 更に寄ります。

南天葉(なんてんよう)または南天竹葉(なんてんちくよう)という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの作用があります。

微毒成分(シアン化水素など)が含まれており、食品の防腐に役立つ為、赤飯に添えられたり、折詰めに添えられたりしました。

私も田舎で、お赤飯を貰ったときこの葉っぱが添えられたのを思い出しました。

基本的、全草が毒の成分を持っている植物ですが、その中の成分を上手く使って薬にします。

特に問題ないと文献には書いておりますが、極端な多食、多飲は、やめた方が良いと思います。

但し、ナンテンの名の響きが「難転」~難を転じて福となす~に通じることから、縁起の良い木としてお正月のお飾りにも使われています。

 ここからは、、この撮影をしていると出会った野鳥を紹介します。

撮影は、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)でしてます。

 まずは、「メジロ」です。

この日は、大変寒くで、丸くなってました。

 「アオジ」です。

これも、寒くって、丸くなっています。

 「モズ」です。

雌の様です。

もちろん、寒くって、丸くなっています。

ちなみに、なぜ丸くなるのか。

毛を逆立てて羽と羽の間にたくさんの空気を含ませて、熱が逃げるのを防いでます。

私は、油を蓄えて太るのかと思ったのですが、実際は太ってません。

そう、見えるだけの様です。

インフルエンザも猛威を振るっております。

野鳥達も寒がっております。

暖かくして、お過ごしください。

【参考文献】

改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂

フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草  監修: 矢野 亮 出版社: 学研

葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社

樹皮ハンディ図鑑  梅本浩史 出版社 : 永岡書店

フィールド・ガイドシリーズ23 葉で見わける樹木 増補改訂版23 (小学館のフィールド・ガイドシリーズ)林 将之 (著)出版社 ‏ : ‎ 小学館

鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版

新分類改訂版 野鳥図鑑 樋口 広芳 (監修), 柴田 佳秀 (著), 戸塚 学 (写真)出版社 ‏ : ‎ 日本文芸社

フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 学研

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:25年01月15日 18時30分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 ポイントバック

RECOMMEND

PAGE TOP