
【Nikon】Z5II発売記念!Zマウントの名機を振り返る。~Z50II編~
Nikonから待望の新製品「Z5ll」が発表されました。
Z5IIは、上位機種の優れた撮影機能・性能を継承しながら、暗所をはじめとした幅広い撮影シーンへの対応力がさらに向上したモデルです。
パワフルな撮影性能とフルサイズならではの豊かな表現力を楽しみながら、自分らしい表現に没頭できる1台です。
そこで本連載では発売日に先駆けNikonフロアスタッフが選ぶオススメカメラを紹介してまいります。
今回紹介するのは「Nikon Z50II」と「NIKKOR Z 40mm F2」の組み合わせです。
Nikon Z50IIは2024年12月に発売されたNikonの最新のAPS-C機になります。
上位機種「Z8」などと同様の画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載しており、今回発売のZ5IIにも採用されているエンジンになります。
4月も半ばに差し掛かり、桜は青い葉が目立つようになりました。
その他の花々がだんだんと色づき始めていたので撮影をしてまいりました。
使用したレンズNikon NIKKOR Z40mm F2はフルサイズ用の設計でありながらコンパクトな大きさで、APS-C機で使用してもよく似合います。
Z50IIに合わせると焦点距離はフルサイズ換算で約60mm。標準域の中でも少し望遠よりといったような画角になります。
撮影したい被写体にぐっと近づきすぎずに程よい距離感で撮影ができるのが嬉しい点です。
開放F値がF2なので、F値を下げればかなり被写体深度が浅くなります。
APS-C機はボケが出にくいなどとも言われますが、しっかりと背景にボケを出すことが出来ます。
今年のイースターは4月20日。イースター仕様にペイントされた卵とウサギのオブジェで飾り付けられていました。
今回は動体の撮影はしませんでしたが、以前のモデルZ50と比較してもかなりAFのスピードが速くなったように思います。
狙ったところにスムーズにピントを合わせてくれるので、心地よく撮影を続けることが出来ました。
カフェに入りテーブルフォトも撮影してみました。
筆者はカフェを巡るのが好きなのですが、店内が薄暗いことも多いです。その際には明るめのレンズか暗所耐性のあるボディだと安心して撮影ができます。
今回のカフェは明るめかつレンズもF2まで下げることが出来るので、Z50IIのボディにもZ40mm F2のレンズにも手ブレ補正は入っていないのですが問題なく撮影できました。
広角から標準域くらいまでの単焦点レンズであれば、手振れ補正が入っていないレンズを使用してもZ50IIで快適に撮影できます。
暗所耐性だけで言えば、新発売のZ5IIには5軸の強力な手ブレ補正が入るので軍配が上がるでしょうか。
Z5、Z50IIともに被写体検出に鳥モードが追加されています。
鳩を撮影しましたが、少し離れたところからでも被写体として認識して追ってくれていました。
Z8、Z6IIIなどの最新の上位機種に搭載されていた被写体検出モードになりますが、野鳥撮影をよりライトに始めやすくなっています。
新たに発売するZ5IIと最新の性能を持つという意味では共通する点も多いZ50II。
フルサイズかAPS-C機かというところで迷われる方もいるのではないでしょうか。
また、今回ご紹介したZ40mmのレンズもNikonレンズの中では比較的お手頃でありながら写りも安定しており、フルサイズ、APS-Cのどちらを使用していても一度手に取ってみていただきたいレンズになります。
▼ご予約はこちらから▼