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2025年4月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

2025年4月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ4月ランキング
1位 Nikon Z5II ミラーレス一眼カメラ
2位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
3位 FUJIFILM GFX 100RF コンパクトデジタルカメラ
4位 Canon PowerShot V1 デジタルムービーカメラ
5位 FUJIFILM X-M5 ミラーレス一眼カメラ
6位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
7位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメララ
7位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
9位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
10位 Nikon Z50II ミラーレス一眼カメラ


Nikon Z5II
新年度のスタート、2025年4月のランキングです。

4月25日発売の『Nikon Z5II』が、2位以下に圧倒的な差をつけて見事初登場1位を獲得しました。
噂が噂を呼び、多くの方が待ち望んでいた機体。4月7日にメーカーからの発表があり、10日より予約開始となると、予想通り大変な数のご予約をいただきました。
ここ最近の新製品発売時のこともあり心配が尽きなかったのですが… 今回メーカーがとても頑張ってくれましたので、皆様の手に話題の新型機をお渡しすることが出来ました。
後に紹介しますが、他メーカーの新型機の発売も同時期に重なり、マップカメラ全体が大変な騒ぎとなりました。でも、このところ供給が足りず歯がゆい思いをすることも多かったなか、今回は我々スタッフにとっても大変充実した忙しさとなりました。

さてこのZ5II、フラッグシップモデルZ9やZ8と同じ画像処理エンジンを搭載、高感度に強い裏面照射型CMOSセンサーの採用でノイズを大幅に低減。静止画ではISO64000、動画ではISO51200の最高常用感度を実現しています。
AF性能も大幅に向上。先代Z5と比較し、合焦時間が約1/3まで短縮しました。
同じくZ5と比較し約3倍明るい電子ビューファインダー(EVF)の採用により、屋外の極めて明るい環境でもピントや露出の確認が可能に。幅広い撮影領域に適したカメラに進化しています。

発売から1週間以上が経過した現在でも、潤沢な在庫を誇っています。
このままの勢いでトップを走り続けることが出来るか、これからの動向もとても楽しみな機体の登場となりました。

1位とはかなり差が開きましたが、2位に『FUIFILM X100VI』。
ご存知のように、先日発表した2024年度の年間ランキングで断トツの1位を獲得しました。
供給不安定が続くなかでの上位獲得を不思議に思われる方も多いことでしょう。
メーカーには一刻も早く、通常のご注文が承れる状況を作り出して欲しいものです。

3位に同じくFUJIFILMの機体が。4月10日発売の『GFX 100RF』が入りました。
1億200万画素ラージフォーマットセンサー搭載のボディに新開発のレンズを組み込むことで、全く新しいレンズ一体型のカメラとなっています。
GFXシリーズ史上最軽量となる質量約735gを実現。これまでの最軽量モデル、GFX 50Rがボディのみで約775gですから、その小型ぶりが際立つというもの。中判コンパクトカメラという稀有な存在の誕生です。
小型軽量ながら、性能面は勿論、デザインでの妥協もありません。カメラ軍艦部をアルミから切削加工のみで製造し、レンズリングやダイヤル類、底面プレートなど、細部に至るまで精密なアルミ削り出し加工を施すなど、随所にメーカーのこだわりが感じられる1台です。

こちらも発表前から大変な話題となっていたカメラ。
ご予約もたくさん承ったのですが、残念ながら初回入荷数がそれに届かず… 
ブラック・シルバーの2色展開ですが、特にブラックの人気が高いようです。販売数もブラックの方が上回っていますが、入荷をお待ちの数もブラックの方が多くなっています。

4位も初登場。Z5IIと同じ4月25日発売、『Canon PowerShot V1』が入りました。
Canonの高機能コンパクトカメラとしては、2019年8月発売のPowerShot G5 X Mark II・PowerShot G7 X Mark III以来となりますか。実に久々の新型機登場です。

それまでの1.0型センサーから面積が約2倍となる1.4型の新開発センサーを採用。静止画撮影時:有効画素数最大約2230万画素(動画撮影時:有効画素数最大約1870万画素)。映像エンジン「DIGIC X」との組み合わせにより、常用ISO感度最高32000(静止画撮影時)を達成しています。
AF速度・精度も従来機から大幅に進化。さらに本体内部に冷却ファンを搭載し熱を効率的に放出することで、動画撮影時の温度上昇による撮影時間への影響を低減させることを可能にするなど、本格的な撮影で必要な機能をコンパクトなボディに凝縮しています。

予約開始からこれまた大変な数のご注文を承ったのですが、初回入荷がそれに及ばず、今回のような結果となりました。
予約数だけで比較してみると、実は3位GFX 100RFを上回っていました。メーカーからの今後の供給如何によっては、ランキングをかき回す存在となりそうです。

ズームレンズ搭載の高機能コンパクトカメラといえば他にSONYのRX100シリーズが挙げられますが、こちらも2019年8月発売のCyber-shot DSC-RX100M7がシリーズ最新モデルとなり、久しく新型機の登場がありません。
スマートフォンに内蔵されたカメラが急速に高性能化されるなか、ズームレンズ搭載コンパクトカメラの需要は大幅に落ち込み、様々なメーカーがこの部門から撤退・規模収縮を余儀なくされました。
しかし昨今、「カメラで撮る」というスタイルが再び見直されてきた模様です。スマートフォンでの撮影に飽き足りないという人が、コンパクトカメラを日常生活の記録アイテムや旅行のお伴にされるケースが増えてきたようです。
今回のPowerShot V1のヒットは、ズームレンズ搭載コンパクト機の復権を予兆させるものかもしれません。

5位に『FUJIFILM X-M5』。前回9位から順位を上げました。
ブラック・シルバーともにまとまった入荷があり、今回の結果となりました。
しかし、それ以降は供給不安定に。現在ご注文が受けられない状態となってしまっています。
在庫があれば上位に入ることが出来るだけの人気を持っているのですが… 今後の状況が心配です。

6位『GR IIIx』、9位『GR III』と、RICOHのロングセラー2機がランクイン。相変わらずの人気ぶりを示しています。
ただ新規のご注文が受けられない状況も変わらず… X100VI同様、一刻も早い事態の好転が待ち望まれる機体です。

同数7位に『Canon EOS R6 Mark II』と『SONY α7C II』が並びました。
EOS R6 Mark IIは、2024年10月7位以来のランクイン。随分久しぶりということになります。
その間、Canon勢を引っ張ってきたEOS R5 Mark IIですが、今回はランク外に。
2024年度年間ランキングでは6位に入ったEOS R5 Mark II。月間ランキングでは2月に一度ランク外になり、前回3月4位に返り咲きと浮き沈みの激しい動きをしています。

SONY α7C IIは、先の年度ランキングでX100VIに次ぐ2位を獲得しました。
α7IVがそろそろ中古購入が主体となってきたことを考えると、SONY勢の主力としてまだまだ頑張らないといけないところですが、はたして。

10位は『Nikon Z50II』。前回2位から大きく順位を落としてしまいました。
昨年12月にダントツの初登場1位を獲得して以来、ずっと上位をキープしてきたのですが、まさかの急落。
ボディ単体など一部に供給不安定なものもありますが、ここまでの落ち込みの要因とは考えづらいところ。
Z5IIの登場により、人々の目がフルサイズ/FXフォーマット機に集中してしまったのか。
Nikonとしては当然両立を目論んでいたことでしょうが、今後の巻き返しはあるのでしょうか。

と、ここまでで新品ランキング10位以内となりますが、もう1台語らずには終われないものが。
それは、4月24日発売のSIGMA BFです。今回10位Nikon Z50IIと、ごくごく僅差の11位。本当に惜しかった…

2月24日にメーカーからの発表があり、直後のCP+2025では人々の注目を独占したといっても過言でないくらいの話題となりました。
最大の特徴は、なんといってもそのデザイン。
7時間かけてアルミニウムインゴットから削り出されたというボディは、カメラの歴史上初となる継ぎ目のない真のユニボディ構造。
背面の操作ボタン・ダイヤル等も極めてシンプル。極限まで無駄を削ぎ落とし、直感的な操作を可能に。撮影に集中できる造りとなっています。
勿論、性能に妥協はしていません。高速で精度が高いAF機能を備え、静止画・動画どちらの撮影でもレスポンスよく被写体を捉え、高品質な画像を提供してくれます。

4月10日に予約開始となると、予想通り多くのご予約を承りました。
初回入荷数がそれに及ばず、残念ながらご予約者全員の手に行き渡ることができませんでした。もし十分な供給があれば、当然10位以内に入っていたはずで、なんとも口惜しい結果です。
なお、このBF、ブラック・シルバーの2色展開なのですが、そのご予約数はシルバーボディの方が圧倒的に多いものでした。
これまでのカメラはブラック・シルバー2色のボディがあると、大抵ブラックに人気が集まるのが常でした。今回3位に入ったGFX 100RFも、先に挙げたようにブラックボディの人気が高く、シルバーボディの倍ほどのご予約を承っています。
ところが、このBFの場合は全くの逆。シルバーがブラックの倍以上のご予約をいただくことに。
これまでにない革新的なデザインが人々の目を引くBF。ユーザーのカメラに対する意識を大きく変える1台になりそうです。
 
 

中古デジカメ4月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
3位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
4位 Nikon Z50 ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
5位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
7位 SONY α1 ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III
新型機の登場で順位の変動が目立った新品ランキングに対し、中古ランキングは新年度になっても王者が君臨…
『SONY α7III』が前回に続き1位を獲得しました。ご存じのように先の2024年度ランキングで大きな差をつけて1位を獲得。5期連続での中古ランキング1位獲得に、もはや説明の必要なしといったところでした。

今回の月間ランキングでも2位以下を引き離しています。なんといってもその潤沢な中古在庫数が他を圧倒しています。
新型機として登場した時から本当に膨大な数が販売されました。それが下取交換などにより中古商品として出回っているわけですが、その循環がこれまでで最も成功した機体と言えます。
今でもまだ十分にメイン機として活躍できる性能を持っていること、また在庫数の豊富さゆえ手頃な価格で入手可能なことなどにより、いまだ多くの支持を集めるα7III。はたして今後もライバルなんて現れるのでしょうか。

2位は『RICOH GR IIIx』。『GR III』も同数5位に入りました。
新品・中古とも兄弟機がランクインすることに。こちらも根強い人気ぶりを示してくれました。
しかしα7IIIのように在庫が潤沢というわけではありません。
中古商品もネットに掲載されるや販売に。店頭まで来ることは稀という状況が続いています。

3位に『Nikon Z f』。
新品ランキングではこのところ下位ながら10位以内をキープしていたのですが、今回ランク外に。
いよいよ中古購入が主流となってきたということでしょうか。
高い率のポイント還元(ネット販売限定)により、新品・中古の価格差が開いたことも要因のようです。

4位に同じく『Nikon Z50』。
新品部門ではZ50IIの急落をお伝えしましたが、Z50の中古人気は上位を維持。
商品数も豊富です。α7IIIの一番のライバル候補といえるでしょう。

同数5位の『SONY α7IV』。
α7IVも中古在庫数は潤沢。まだメーカーキャッシュバックキャンペーンが開催されると新品購入に多少流れることはありますが、やはり中古購入がメインになっています。
まずは中古ランキングでの上位定着を目指し、ゆくゆくはα7IIIとの世代交代を実現させてほしいものです。
と、そのSONYはなんと7位『α1』、8位『α7C』、9位『α6400』と並べました。気が付けば計5機種のランクインということに。
なかでもα1は、2月・3月と続けて3位という好成績をたたき出した機体。
今回は7位でしたが、中古ランキングに定着しつつあります。
高額な価格帯ですが、なんといってもSONYのフラッグシップに位置していた機体。α1IIの登場により、中古在庫数も豊富になりましたので、α7シリーズからのステップアップを図る方には狙い目の1台となっています。

10位には『Canon EOS R5』が入りました。
EOS R5 Mark IIの登場により、中古部門で俄然注目度の高まったEOS R5。2024年11月・12月、2025年2月に中古ランキング1位を獲得し、先の2024年度ランキングで王者α7IIIに次ぐ2位に入りました。
文字通りα7IIIの最大のライバルとして期待されたのですが、人気が上がりすぎて中古在庫が不足することに。前回3月、そして今回と下位に沈んでしまっています。
奇しくも、α7IIIに対抗することの難しさを示すこととなってしまいました。
ただ注目度はまだ高い機体。今後また在庫が増えれば、上位に返り咲くことも可能でしょう。

最後に中古ランキングでもランク外の話を少し。
10位と僅差の11位にSIGMA fpが来ました。
そう、新品ランキングと同様にSIGMAの機体です。そして、あとちょっとでランクインだというところも同じ。全くもって惜しい…
勿論、BFの登場が大きく影響したのは確かでしょう。
BFへの下取交換などでfpの中古在庫数が増え、かつBFの登場でSIGMAのコンパクトなフルサイズセンサー機に注目が集まったと考えられます。
BFの半分以下という価格も魅力的です。
取り回しの良い動画撮影機として活用されている方も多いようですが、店頭ではマウントアダプターを介してコンパクトなLeica Mマウントレンズを装着し撮影を楽しんでいるという方も多く見受けられます。
新品ランキングのBF同様、中古ランキングのfpも今後の動向を注視していく必要がありそうです。

 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:25年05月12日 15時24分 ]

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