
【SIGMA】痒い所に手が届く、なんでも撮れる便利ズーム
梅雨も近づき雨の降る日も多いこの頃。
この日は運よく晴れていたので外出し、この季節ならではの植物を撮影してまいりました。
使用したレンズはSIGMA Contemporary 16-300mm F3.5-6.7 DC OS(フジフイルムX用)。
こちらは丁度1か月ほど前に発売され、35mm判換算で24-450mmの画角を持つ高倍率ズームレンズになります。
今回はFUJIFILM X-T5に合わせました。
梅雨といえばアジサイでしょうか。まだ三分咲きくらいのものが多かったので東京での見頃はこれからだと思います。
今回使用したレンズは焦点距離70mmにおいて最大撮影倍率1:2、ワイド端の最大撮影倍率1:3、テレ端でも1:4の高い最大撮影倍率を実現しているため、ズームレンズでありながらマクロ撮影も可能です。
可愛らしいピンクのアジサイ。
木漏れ日を背景に望遠で撮影するとしっかりと玉ボケを写すことができました。
高倍率ズームレンズで気になるのは手ブレのしやすさです。
レンズ内手ブレ補正がワイド端で6段、テレ端で4.5段入っています。X-T5のボディ内手ブレ補正も相まって日中の日陰の撮影でもあまり手ブレを気にせず撮影することができました。
テレ側での作例が続いたのでワイド側での写真を。清掃工場が近くにあったので煙突を撮影しました。
焦点距離16mmでは大きな煙突も切れることなく撮影することができます。
春に咲いた花々が実を結んでおり、上から梅、葡萄、枇杷と馴染みのある果物がなっていました。
この季節になると梅干しを漬けねばと毎年筆者は思います。
広角から望遠まで使えるこのレンズは一本あればなんでも撮影ができるのでレンズを変える手間がありません。
もう少し広角だったら、もう少し寄れたら、という要望に応えてくれる、痒い所に手が届くようなレンズだと感じました。