
【SONY】便利ズームと歩く北千住
今回私は、α7IIIとFE24‐240 F3.5-6.3 OSSを持って北千住の街を散歩しました。
FE24-240 F3.5-6.3 のレンズは広角側24mmから10倍までの倍率まで一本でこなせて見せる、何本もレンズを持ち運ぶのは大変と思う方にはとてもうれしいレンズです。レンズの重さは約780g、全長は118.5mmというものになっていて重さは感じてしまうものですが一本でこの域をこなしてこなしてしまうレンズとしてはコンパクトなものに感じました。
北千住には学生の頃からよく遊びに行っていたのですが、久々に来てみるとお店の雰囲気がだいぶ変わったなと感じました。上記の写真は昔からよく寄っていた古着屋さんですが、テレ側240㎜で撮影をしても服のしわの感じや服の鮮やかな色味を損なわず写し出してくれました。
古着屋がある細道を抜けると宿場町通り商店街に出ます。この場所は江戸時代の日光街道の最初の宿場町「千住宿」で、幕末の頃には1万人もの人々が住む江戸郊外近郊最大の宿場だったと言い伝えられています。
そんな宿屋の面影は今でもたくさん残っており時代を感じれるものがたくさんあります。
商店街の入り口は和の雰囲気を感じるような提灯から始まります。
商店街のシャッター部分にも様々な絵が描いており、歩いていながらとても楽しい場所だと体感しました。シャッターについている砂埃の質感や細かい傷の様子までしっかりと写してくれていて平面的ではないリアルな凹凸さを感じました。
下町情緒のある不思議なお店を見つけたので撮ってみました。バイクに空が反射するつやの感じまでしっかり写っています。
背後に動物の絵が描いてありますが猫と鳩のような動物と犬にもウサギにも見える不思議な看板です。独創的な感じもレトロな雰囲気も個人的にはとても好みでした!
日の入り時間も近付いてきたので河川敷に向かいました。今回はWBを太陽光に変更をして撮影をしています。WBを変更することで撮影場所の光の状況に合わせて色合いを調節します。マジックアワーの時間に向けて河川敷に向かったので時間が経過するとともに太陽の色ももともと薄いわけではなかったですが、綺麗な赤みがかった色合いを表現してくれました。露出を-0.3に補正をしてでの撮影をしたので夕日の光が白飛びすることなく撮影をすることが出来ます。
望遠域が240mmまであるレンズなのでだいぶ大きい夕日も撮影することが出来ました。遠くから撮った写真なのに、色濃く染まっていく夕日のグラデーションも、滲むような光の表情も、ここまで鮮明に捉えられていて驚きました。手前を走る高速道路の影とのコントラストも際立っていて、思わず見入ってしまうほど印象的な一枚になりましたこの撮影した。日は雲の数がっけこう多かったので、この時間以降太陽が下に下がった時にすぐに雲に隠れて光が薄れていきました。
今回24‐240mmの一本のレンズだけで持ち歩いてみましたが、広角から望遠域まで一本で撮れるのはかなり優秀だと感じました。望遠域でも広角側でも歪みや解像感の落ちも特に感じなかったので使い勝手がとてもいいなと思います。ただ、コンパクトではありますがずっしりとした重さはあるので、持ち運ぶ距離などは考えるかなと個人的には感じる部分もありました。
しかし私自身、このα7IIIとFE24‐240 F3.5-6.3の組み合わせのおかげで、とっても楽しく撮影できました。正直、この一本があれば、広角も望遠もカバーできるから、あれこれ悩まずに「撮りたい!」と思った瞬間にシャッターを切れるのが最高なんです。α7 IIIの高感度性能と手ブレ補正が、夕暮れのちょっとした光でもしっかりと捉えてくれるから、撮り逃しも少ない。重いレンズを何本も持ち歩かずに、こんなにも多様なシーンを切り取れるのは本当に魅力的です。
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