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【Nikon】太陽光線を味方に!Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4 Sで行く都会の避暑地

【Nikon】太陽光線を味方に!Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4 Sで行く都会の避暑地

今回はNikon Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4 Sを持って明治神宮に行って参りました。
JR原宿駅の直ぐ傍に位置しており、目的地に到着次第沢山の木々に囲まれた鳥居を見て、都会の街並みとは外れた非日常的な空間に引き込まれました。

今回の写真は全てマニュアルモードで撮影しています。

 

このレンズは24mmから120mmと幅広い焦点距離を抑えており、テーブルフォトや風景写真も撮れる万能なレンズになっています。

NIKKOR Z 24-120mm F4 Sは、レンズに対して斜めからの入射光の反射を抑えるナノクリスタルコートと、垂直に近い入射光の反射を抑えるアルネオコートが施されています。これにより逆光での撮影で写るゴーストやフレアを抑制することができます。

この写真は実際に鳥居の柱の下からあおりかつ逆光で撮影したものです。
垂直に近い入射光の反射を抑えるアルネオコートの効果を発揮できたと思います。

 

本殿に続く道の途中には酒樽とワイン樽の山がありました。

酒樽には様々なデザインがあり、遠くからその違いを眺めるだけで楽しいです。

酒樽同様にワイン樽は120mmで撮影してみました。縄や木目のディテールがしっかりと浮かび上がっておりS-Lineレンズならではの精緻な描写を実現しています。

本殿への道のりには御苑がありました。鳥居や酒樽が置かれているエリアは大勢の観光客で溢れていましたが、こちらの御苑エリアは人通りが少なく静かで落ち着いた雰囲気が漂っていました。こちらの写真からは御苑内の様子になります。

御苑の中は日陰も多く、まったりしながら撮影をする事ができました。また、道の途中には様々な植物で溢れていました。植物一つ一つにそれぞれ緑の色味が異なっておりありのままの色を表現しています。Nikon Zシリーズの色の再現力が発揮されていると思います。

こちらは恐らく紅葉の葉です。恥ずかしながら秋以外の季節で紅葉を眺める習慣がないので赤く染まっていない紅葉はとても新鮮でした。F8で撮影しましたが紅葉のシャープな造形や欠けた部分も含めて綺麗に描写されています。改めて紅葉の魅力はその色味だけでなく葉の造形にもあるのだと感じました。

また、初夏の茹だる様な日の光に照らされた背景の紅葉と手前の紅葉が美しいコントラストを生み出しています。ボケた紅葉もまた美しい。

 

先程の紅葉エリアから抜けまして小さな湖にやってきました。湖には蓮の葉が沢山浮かんでおり、中には花が咲いている個体もありました。先程の紅葉とは違い今度はF13で撮影しました。花全体がシャープに描写されており、色のグラデーションもはっきりと分かります。

花だけでなく蓮の葉の葉脈や風に運ばれてきた植物の欠片もしっかり描写されており、そこにある実在感が表現されています。

 

湖のエリアは日差しが直に当たるので撮影中の熱量もあり、かなり汗をかいてしまいました。私の汗が直にカメラに直撃し危うしと思いきや特にこれといった異変は起こりませんでした。Nikon Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4Sには各部にシーリング加工が施されています。レンズにもシーリング加工が施されるのはS-Lineの特徴であり、高い防塵防滴性能を誇るこの組み合わせからは私から滴る汗でも問題無いという信頼性を感じました。(今回は大丈夫でしたがいつでも大丈夫という確証はございません。撮影後は細心の注意を払ってお手入れしてあげて下さい。)

場所は変わり清正の井戸にやってきました。都内有数の名湧水で一年中水が絶えないと言われているそうです。沢山の木々に囲まれており少し下の場所に位置していたので辺り一面深い緑に染まっていました。

水位は浅いですが周囲一面水が張られているのでファインダーを覗いての撮影は少々危険。なのでZ5のチルト式モニターを活用して撮影しました。
バリアングル式のような動画撮影には不向きですが、チルト式ならば横にモニターを展開し位置を調整する手間は無く、体の中心で構え感覚的にあおりで撮影することができます。NikonZ5のボディはグリップ部分が非常に握り易い為、この様な不安定な場所でも安心して撮影が可能です。

井戸の水面には移し鏡のように沢山の木々が映っていました。生い茂る木々から漏れ出た日差しがハイライトとなって非常に神秘的な空間を漂わせていました。

お昼時でしたので冷たいお蕎麦を頼みました。NIKKOR Z24-120mm F4 Sの最短撮影距離は「0.35m」ですのでテーブルフォトもこなせます。よく比較されるNIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VRは最短撮影距離「0.5m」と、焦点距離の差はあるもののテーブルフォトでの撮影のし易さにもフォーカスを当てるとNIKKOR Z 24-120mm F4Sは非常にマルチタイプなレンズと言えます。

Zフルサイズミラーレスカメラの入門や、高性能なNIKKOR Zシリーズを試したい方にとってNikonZ5は非常におすすめです。

今回使用した機材はこちら

[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月12日 17時00分 ]

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