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【Nikon】夏こそ持ち歩きたくなる実力派ボディと欲張りキットレンズ

【Nikon】夏こそ持ち歩きたくなる実力派ボディと欲張りキットレンズ

今年の夏は去年とまた違った印象を受けます。
連日茹だるような熱気に晒されたかと思えば、気付けば梅雨がうやむやになり、まれに涼しく過ごしやすい日が挟まりもします。とはいえこれから夏本番が始まるに間違いなく、なるべく少ない荷物で軽い機材であれこれ撮りたいと思う人におすすめな機材のひとつが Nikon Z50II です。名称のとおり後継機である Z50II は、2019年11月に登場した Z50 から実に4年の歳月を経て発売されました。

小型とはいいつつ前モデルより重厚感が増したのはフラッグシップモデルである Nikon Z9 と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を採用したことや APS-Cサイズ/DXフォーマットカメラとしてはじめて「イメージングレシピ」に対応したことなどもあるのでしょうか。さらに便利にパワフルになって撮影体験をサポートしてくれるようになりました。
Z9 同等の被写体検出や優れたAF性能を実現しているうえ、「ニコン Zシリーズ」ではじめてピクチャーコントロールボタンを設置し、カメラ初心者でも安心して画作りに集中できるようになっています。
今回はキットレンズでもある NIKKOR Z DX 18-140mm F3.5-6.3 VR を装着し、35mm版換算で27-210mmという幅広い焦点距離をカバーするいっそ欲張りともいえる高倍率ズームレンズでスナップに出かけました。

冒頭にも記述したように気温の関係なのかこの時期のわりに蝉の声が少なく感じます。虫より小鳥の鳴き声が響くなか、以前訪れた際には蕾のままだったユリはちょうど見ごろを迎えていました。下にある花は満開で、真ん中の開花が近い蕾はオレンジにうっすらと色づき、上の蕾はまだまだ咲く気配がなく緑色をしています。望遠側で絞り開放、背景はほどよくボケて夏の濃い緑の中でオレンジの花弁が際立っていました。

よく見ればもう少し近づける場所に咲いていたので、ちょうどよくおさまるように立ち位置や露出設定、焦点距離を変更してみます。足元は狭い段差でしたがボディとレンズを合わせて865gと軽量なうえ、しっかりと握れる深いグリップは握りやすくて実際の重さより軽く感じられます。しゃがみこめないためバリアングルモニターを活用し、立ったままここだというタイミングでシャッターをきりました。しっとりと落ち着いた雰囲気を表現してみます。

暑い中せっせと蜜集めに勤しむキムネクマバチも発見しました。大きさと羽音には驚きますが大人しくずんぐりとした姿かたちが可愛らしく、静かに撮影する分にはいいモデルになってくれます。高倍率ズームレンズということもあり遠くから撮影していましたが、蜜に夢中なのかあちらから近づいてきたところを撮影。
広角端で0.2m、望遠端で0.4mの最短撮影距離を実現しているため意外とテーブルフォトのような場面でも重宝します。望遠端では0.33倍の高い最大撮影倍率により被写体を大きく捉えることも可能です。

くるくるとあちこちに伸びる細い茎にリボンのように白い花がついていました。大きな猫じゃらしのような植物も暑さに負けずに風にそよいでいました。背景にほかの花や植物の存在が感じられるようにどちらも少し絞って撮影しています。

上位モデルから継承したAF性能に加えて、撮影の心強い味方となる被写体認識は人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車の9種類。この時はムクドリが群れで地面に降りて餌を探しているところでした。被写体認識:鳥を使用して道を歩くムクドリを観察しつつレンズを向けます。あちこちに散らばりつつ飛び立つタイミングは一緒で、休日に散策を楽しむ人が通りかかっては飛び立ち戻りを繰り返していました。

ここからは蝶を続けて撮影しました。まずは鮮やかなオレンジに黒い斑点が目立つベニシジミ。色鮮やかで見つけやすく、あまり飛び立たない撮影しやすい蝶ですが、体長2cm程度しかないので今回のような望遠レンズやマクロレンズが良さそうです。

こちらは少し翅が欠けてしまったツバメシジミでしょうか。これでほぼ最短撮影距離だと思いますが小さな蝶も大きく切り取ってくれました。先ほどのベニシジミと合わせて同じような場所に生息するようで、畑や川の堤防などでよく見かけます。

最後はアカボシゴマダラ、後翅外縁の鮮やかな赤い斑紋が特徴的です。あまり見かけたことがないと思えば、明るく開けた場所よりは林のなかにいることが多いようで、散策場所をそれたことで出会うことができました。休日のこの日は家族連れが多く、みんな虫かごや虫取り網を片手に蝶やトンボを追いかけ、水辺ではスルメイカをつけた釣り竿でザリガニ釣りを楽しむ姿もあり、みな思い思いに夏を満喫しているようでした。

池の石垣というか岩場と呼ぶべきかにたくましく咲いていたランタナは七変化とも呼ばれ、咲き進むにつれて花の色が変わることからこの名がついたそう。身軽な子どもの頃ならまだしもごろごろとした岩場は辛いものがありますが、こういった場面でも望遠ズームレンズに助けられます。

前モデルであるZ50の頃から期待以上の撮影体験を提供してくれていたと感じていましたが、後継機となってさらに頼もしくなりました。「クリエイティブピクチャーコントロール」などあらかじめ搭載された31種類のカラープリセットはリアルタイムに画像や映像に反映できるうえに自分好みのカスタマイズも可能。また有名クリエイターが作成した「ピクチャーコントロール」もNikon Imaging Cloudから無料で直接Z50IIに送信可能で自分にぴったりの表現を探すのも楽しそうです。

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年07月15日 19時00分 ]

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