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【SAMYANG】ミラーレス時代だからこそMFレンズがおすすめな理由

【SAMYANG】ミラーレス時代だからこそMFレンズがおすすめな理由

昨今のカメラはとりあえずカメラ任せにしておけばキレイに写真が撮れるようになっており、カメラの導入がしやすくなりました。

ですが何故でしょう。
マニュアルフォーカス(MF)レンズに興味を持ち始めてしまうのは…

オートフォーカス(AF)が当たり前の時代に、あえて自分の手でピントを合わせる——。
それは一見、古風なスタイルに思えるかもしれませんが、写真の奥深さを知れば知るほど、この魅力に惹かれていきます。

そこで今回はMFレンズをミラーレス時代だからこそ使っていただきたい理由についてお話していきたいと思います。

今回使用したレンズはこちらです。

SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)

SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)

カメラはCanon EOS R5 Mark IIを使用し、当レンズの魅力についても作例と共にお伝えしていきます。

Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)

MFレンズといえば名前の通りピントリングを回して撮影者自身でピントを合わせる必要があるため、どうしても難しいのではないかと感じる方もいらっしゃるかと思います。
しかしミラーレス一眼カメラには、ピントが合った部分に色をつけて強調する「ピーキング」や、一部分を大きくできる「拡大」の機能がついておりますので、ピント合わせも容易となります。

初めての方でも気軽に導入できるようになっていますのでご安心ください。

Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)

今回使用した「SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)」と「SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)」は元々一眼レフ時代に登場したレンズでミラーレス用にマウント変更されたモデルとなります。
しかし、時代を感じさせない程の描写をしてくれており、今回の作例は全てJPEG撮って出しなのですが、発色も良く鮮やかに写真を彩ってくれています。

更に85mm F1.4は被写界深度の浅さも相まってピントの山が非常に掴みやすく「ピーキング」や「拡大」を使用しなくても撮影できる場面が多くあり、思った位置にピントが合う楽しみも感じさせてくれました。

そして昨今のミラーレス一眼カメラはありがたい事にバリアングルモニターが採用されていることも多く、地面近くからのアオリ撮影や、手をあげた状態での俯瞰撮影にも対応しやすくなっております。
そこに「ピーキング」や「拡大」機能を合わせれば、モニターから遠く確認しにくい状況でも撮影は容易となります。

Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)

今回使用した14mm F2.8の超広角レンズや85mm F1.4の大口径中望遠レンズを手に入れようとすると高価なレンズが多くなり、手が出しにくいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、MFレンズはフォーカスモーターが非搭載であることはもちろんのこと、電子接点なども省かれていることも多く、それによって安価で手に入れられるメリットもあります。

作例をご覧いただいても分かるように標準ズームレンズなどでは体感できないような世界を気軽に楽しむことができます。

Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)

今回使用した両レンズはフォーカスリングのトルク感も非常によく、撮影者の事を考えられたSAMYANGの作りの良さを感じることができます。
マニュアルフォーカスはミリ単位でピント位置のコントロールが必要となるため、こういった操作感は非常に重要なポイントです。

そしてマニュアルフォーカスだからこそ、人物の目ではなく唇に、花の中心ではなく花びらの端に、あえてピントを置く——そんな細やかな表現が思いのままとなり、作品づくりにこだわる人にとって、これは大きな武器になります。

そういった「狙って合わせる」という行為こそが、撮影のプロセスを特別なものにしてくれます。

被写体とじっくり向き合い、光や距離感を確かめながらシャッターを切る。
その一枚には、撮影者の想いがしっかりと刻まれることでしょう。

Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)

被写体との距離や光の状況を常に意識しながら撮影します。
筆者も自分が感じた大体の距離までフォーカスリングを回してからファインダーを覗き、あとは微調整をしてシャッターを切る。これを繰り返していました。

このように何枚も撮影していくと「どこにピントを置くか」を自分で決め、構図や被写界深度、背景との距離感など、写真の基礎力が確実に磨かれます。
オート任せでは気づけない“撮影の感覚”を身に着ける事にも繋がります。

マニュアルフォーカスでの撮影は、スピード勝負の連写とは真逆の世界です。
シャッターを切るまでの時間は長くなりますが、その分1枚1枚の密度が濃くなるため、「撮った写真」ではなく「作った写真」という感覚に近付くでしょう。

Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 14mm F2.8 ED AS IF UMC (キヤノンRF用)
Canon EOS R5 Mark II + SAMYANG MF 85mm F1.4 AS IF UMC (キヤノンRF用)

MFレンズは、便利さを追求した現代の撮影スタイルとは真逆の「ゆっくり、じっくり、味わう」撮影体験を与えてくれます。

しかも、比較的安価に始められるので、サブレンズとしても非常におすすめです。

もし今までAFレンズしか使ったことがない方は、ぜひ一度MFレンズの世界を覗いてみてください。
その瞬間、カメラを構える楽しさが一段と広がることでしょう。

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[ Category:Canon etc. | 掲載日時:25年08月24日 11時00分 ]

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