
【Canon】3年前に70万円のカメラでできなかったことを可能にした、約30万円のフルサイズミラーレス。
Canonの万能フルサイズ
EOS R6 Mark II にマウントアダプター EF-EOS R+EF24-70mm F4L IS USMで夏のとある1日を撮影してみました!
ちなみに筆者は、3年ほどCanon EOS R3を使っており、機動力重視でこのEOS R6 Mark IIを追加購入、現在は2台体制で撮影しております。
~EOS R6 Mark II~
有効画素数最大約 2420 万画素フルサイズ CMOS センサーと、映像エンジン「DIGIC X」により高い解像感と高感度を両立し、高画質を実現
ボディー内 5 軸手ブレ補正機構を搭載し、手ブレの発生しやすい環境でも快適な撮影を実現
「デュアルピクセル CMOS AF II」により、広範囲で追従性に優れた高速・高精度な AF を実現
新たに馬・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)が被写体検出機能に追加されたことで、「人物」では人の瞳・顔・頭部・胴体、「動物優先」では犬・猫・鳥・馬の瞳・顔・全身、「乗り物優先」ではモータースポーツの車とバイク・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)の全体・スポット検出に対応
。ディープラーニング技術を活用し、さらに進化した「EOS iTR AF X」により、優れた被写体検出性能とトラッキング性能を実現
~EF24-70mm F4L IS USM~
望遠端側でのマクロ切り替え操作をするだけで、本格的なマクロ撮影が可能
最短撮影距離0.2m、最大撮影倍率0.7倍を実現しながら、マクロ撮影時特有の手ブレを補正するハイブリッドISを搭載したことで、手ブレを抑えた高画質な近接撮影が可能
9枚羽根の円形絞りの採用により、美しいボケ味を実現
全長93mm、質量約600gの小型軽量設計余談ですが、筆者はピークデザインのストラップを常用しており、今回はEOS R6 Mark IIの軽量ボディだったので、スライドライトを使用しました。
もう少しラフに使用したいときは、ハンドストラップタイプのカフ リストストラップ。
ネックストラップが細いと、重量によっては首が痛くなるので、幅が広いスライドへとストラップを変えることができます。
使うときのレンズや、気分によって太さや仕様、色なども変えられます。
また、保管時もストラップを本体から外せば、かさばらずおすすめです!
最大撮影倍率は0.7倍、より手軽に本格的なマクロ撮影を楽しむことができます。
寸断されたレール
そこに鉄道がもう来ないこと意味します・・・。橋梁も使われなくなり、そこには鉄道が走っていたことを色濃く残す遺構が残っています。
駅にも人手が入らなくなると草木が生い茂ります。
人工物も自然の力には抗えません。
自然の力はとても強く、いかに維持が難しいかがうかがえます。
・・・
さて、ここからは今回のブログのタイトルを決めるきっかけとなったできごとをお話しします。
もともと戦闘機の撮影がライフワークな筆者は、そのためにEOS R3を導入し3年間使用していました。
EF-EOS RとEF500mm F4L IS II USMとの組み合わせで数々の写真を撮ってきて、ほとんどの場合は問題なくピントを合わせてくれました。
しかし「ここぞ!」というところでピントが微ズレしたり、被写体検出枠が出ていても機首ではなく尾翼にピントが持っていかれたりと、悔しい思いをしたことがあったのも事実。
撮り直しがきかない現場でそういったことが起こると非常に残念な気持ちになります。
冒頭で「EOS R6 Mark IIは機動力重視で導入した」とお話ししましたが、実はここにも期待を込めていたのです。
新たな被写体検出として「馬・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)」が追加されたこともあり、その性能を試したく、戦闘機の撮影を行ってきました!
結果は・・・
上がりのカットですが、この画角であればコックピットへ被写体認識してくれます。
ミラーレスのAFは日進月歩だと感じた瞬間でした。
流石に電子シャッターでのローリング歪みは積層センサーのEOS R3に敵いませんが、喰らいついて離さないAFについては1段上だと感じます。
高速連写したカットを等倍で確認しても、ピントずれは見受けられません。
試しにバックアップとして持っていたEOS R3へ持ち替えてみると、やはり少しの差を感じます。
上の写真”だけ”を見るのであればもちろんEOS R3でも撮れますが、大量に撮影した時の歩留まり、戦闘機を追っているときの被写体認識の動きといった「トータルの性能」ではこちらがリード。
3年前の夏。
被写体の戦闘機と雲の雰囲気を撮影した際、AFが不安定になりピントが少し甘かったりした、あの時にこのカメラがあれば・・・。
更に驚いたのがこのカット。これだけの陽炎×被写体の小ささ×被写体より前の草が多い状況でも被写体認識でAFを合わせてくれます。
Canon EOS R3と撮り比べをしていましたが、このシーンではEOS R3では被写体認識はせず、手前の緑か奥の緑にAFが合ってしまいました。
実際に作品としても使用できないくらいな写真ですが、EOS R6 Mark IIのAF性能の高さを実感しました。鳥の被写体認識も良く、コントラストのある画角であっても雲などにピントを引っ張られることなく、ピントをしっかり合わせてくれます。
色の再現性も高く、画素数も約2420 万画素で画素数も大きすぎず、AF性能も高い。
筆者的にはベスト・オブ・ベストなカメラだと思います!
夏の旅行や趣味を謳歌するのに最高のパフォーマンスを出してくれる、EOS R6 Mark IIで素敵な撮影を楽しんでください!
