
【Canon】EOS R5 Mark IIで夏の上高地へ
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全国的に異常な気温・天気が続く今日この頃。涼を求め筆者は避暑地・景勝地として日本で非常に有名な長野県は上高地に向かうことにしました。そして今回チョイスしたカメラとレンズは「EOS R5 Mark II」と「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」。普段筆者はCanonの一眼レフを使用し、何か撮る際は標準ズームレンズと望遠レンズ、単焦点レンズを持ち運ぶことが多いですが、今回の撮影地はスニーカーと普段着で行けるものの、急勾配が多く体力を使うことが想定されたため、ボディとレンズ一本で済ませようという考えです。
ボタンレイアウトですが、EOS Rシリーズの定番とも言えるレイアウトです。EOS R6 Mark IIからグリップ側に移動した電源スイッチのおかげで片手でも電源のオンオフが可能になりました。これにより既存のタイプのものよりも扱い易くなりました。
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さて、上高地へは車で直接向かうことが不可能です。実際に現地まで向かうには手前の駐車場まで車で向かいその後タクシーで現地へ向かう必要があります。筆者が実際に到着した時間は午前4時半頃でしたが、既に多くの車が駐車しており驚きました。
午前5時頃。駐車場はほぼ満杯に
まずは撮影した写真をご覧下さい。
この日は連日の豪雨で川の水量が増していたこともあって本来の上高地を他の楽しめず悔しかったですが晴れ間も見えて何とか持ちこたえてくれました。さて、今回はEOS R5 Mark IIの特徴にフォーカスしてご紹介いたします。
EOS R5シリーズ2代目であるEOS R5 Mark IIは前代から引き継がれた4500万画素やアップグレードされたファインダー、視線入力AFの搭載、シャッター歪みの少ない積層型センサーの搭載といったEOS R5から多くのアップデートを実現した高性能カメラであります。先代モデルのEOS R5も高性能な被写体認識AFや連写性能を有しますが、EOS R5 Mark IIはその性能を大幅に上回ります。積層型センサーを搭載し高画素機なのにもかかわらず電子シャッター時秒間30コマ撮影を実現しています。(EOS R5は秒間20コマ)連写した際のバッファクリアーですが、CFexpress type-bを採用していることよって連写時に大幅なバッファ詰まりなどはありませんでした。そして電子シャッターとメカシャッター時の画質の変化はほぼ感じず、しっかり使用できる電子シャッターであると感じました。また、高画素機で心配される点の代表格とも言える高感度性能ですが、常用ISO感度51200と先代EOS R5と同様の数値ですが、高感度になった際の粒状感やカラーノイズは低減していると感じました。映像エンジンDIGIC XとDIGIC Acceleratorの組み合わせによるものでしょうか。
天候があまり良くなく、ISOを上げるシーンが多くありましたが、最新の画像処理エンジンを搭載しており、綺麗に処理してくれています。
加えて、ミラーレス機の弱点である連続撮影枚数ですが、一眼レフ機と比べると劣るものの、USB-Cを介した充電・給電が可能です。少しの休憩時や撮影しない際にモバイルバッテリーを使用して充電すれば問題は感じませんでした。今回の撮影では、合計して600枚ほど撮影しましたが電子シャッターを使用したこともあってバッテリー1本で運用できました。
急速充電に対応したモバイルバッテリーを使用することでチャージャーを持ち運ぶことなくバッテリーを充電できます。
今回、EOS R5 Mark IIを使用して一番驚いた事は被写体認識AFの正確さです。道中で友人や野生動物を撮影する際に少しも迷うことなく被写体の目にAFを合わせ続けてくれました。EOS R5 Mark IIはハイアマチュア・プロフェッショナル向けに開発されているボディだけあってその精度・能力は他のメーカーの同レベルを上回ると感じました。
望遠端240mmでの1枚。撮影者からかなり離れた位置から撮影しました。瞳が影で見えにくい場面でも一度もAFを外さずに撮影出来ました。
こちらも同様に望遠端240mmで撮影。木陰で薄暗いシーンでしたがAFが迷うことなく撮影出来ました。
Canonらしい透明感のある描写が被写体をグッと引き立ててくれました。
AFが迷いがちな木々の間にいる動物も被写体認識AFとサーボAFで完璧に撮影出来ました
またCanon伝統の操作系のおかげでCanon一眼レフユーザーの私でも戸惑うことなく使用することができました。EOSシリーズ伝統のサブ電子ダイヤルやレーティングボタンといった一眼レフ時代から継承された機能・ボタン配置は非常に嬉しいポイントです。筆者はこのレーティングボタンを多用するので非常に助かりました。移動中に写真のレーティングを済ませてLightroomなどの各種現像ソフトに取り込んだ際にレーティング情報が引き継がれており、レーティングされた写真を優先して現像することが可能で効率化を図ることが出来ます。
簡単ではありましたが、今回はEOS R5 Mark IIのご紹介でした。ビルドクオリティーの高さ・高画素・高速連写の両立など、Canonのレベルの高さを体感することが出来ました。そして今回使用したレンズRF24-240mm F4-6.3 IS USMとの組み合わせが非常に良く、比較的暗めなF値のレンズですが、好感度性能の高さのおかげでしっかり対応出来ました。今回ご紹介したEOS R5 Mark IIですが、メーカーキャッシュバックの対象商品です。キャッシュバックの金額¥50,000-となっておりとてもお得にお求めいただけます。
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