
【SONY】高画素の眼がとらえた日暮里の静と動
9月に入ったにもかかわらずうだるような暑さが続きます。日の入りの時間は早くなってきましたがまだまだ秋の気候になるのはまだまだ先なのかもしれません。
そんな中、お供に『SONY α7RV』と『SONY FE 35mm F1.4 GM』を持ち日暮里付近の散策に向かいました。
今回持ち歩いた「FE35mm F1.4 GM」のレンズは「FE24mm F1.4 GM」に次いで2本目のGM広角単焦点で基本的な見た目もほとんど似ています。SONYのGMシリーズと言えば高品質で高性能な反面、重たいと連想される方も多いと思いますが、とても小さく軽いので「α7RV」と組み合わせていてもそこまでの重さを感じることもなく首からカメラをぶら下げてながら長時間歩いてもさほど気になることもなく撮影ができました。
そして今回、高画素モデルのα7RV(有効画素数約6250万画素)と合わせて端から端までキレのある写りを表現してくれました。特に良く感じたのは中央部分のキレ感です。風景やスナップ様々なシーンにおいて隅々までディティールを楽しめると確信しました。
西日暮里駅からすぐ横の坂道を上り歩き進めると諏訪神社が見えてきました。見事な大樹に囲まれていて休日の街並みの賑わいとかけ離れた静かな空間を写し出します。広すぎず狭すぎることもないこの画角で神社と俗世の境界を表す鳥居の厳格さを写し出せたような気がします。
境内を散策してみると大きな蔵があり、その中の手水舎に目が付きました。あまり見かけたことがないような岩に囲まれた見事な手水の龍です。
このレンズ、近接能力も良く最大撮影倍率0.23倍(MF時は0.26倍)の高い近接撮影能力を備え、近く大きく撮影することが出来るので前ボケも有効的に活用することが出来ます。なおかつ11枚羽根円形絞りと球面収差コントロールによる、G Masterならではの柔らかく自然で美しいぼけ表現で、背景良くぼかして被写体際立たせながら前後に距離をしっかりと作って立体感を出しながら演出できるのが強みです。この一本をだけを持ち歩いても風景やテーブルフォトまで様々なシーンで活躍してくれます。
さて、神社を出てさらに道を進んでいくと富士見坂が現れ、結構な坂道を前に「よく自分ものぼってこれたな」ともはや関心までしてしまいました。しかし、それこそこのレンズの軽さが際立つなと思う部分でもあり、今回の組み合わせではボディの重さが約723g(バッテリーとメモリカードを含む)でレンズの重さがや約524gと組み合しても約1.2kgで、SONYのG Master単焦点レンズにはレンズだけでこの重量を超えるものもあるので改めて軽さを実感します。次に関心を得るのはAF性能です。まずレンズにはリニアモーターが搭載されていて、非常に高速かつ静粛にして焦点を合わせてくれます。そしてα7RVのボディにはAIプロセッシングユニット搭載で「人・動物・乗り物」などの認識が強化されています。自転車に乗っている人物が写っていても「人物認識+ボディトラッキング」が効きやすいのでワンショットでもかなり綺麗に撮影することが出来ました。
この西日暮里から日暮里にかけてたくさんの神社やお寺を見ることが出来、立体造形物が大好きな私は終始テンションが上がったままでした。特に下調べもなくふらりと歩いた今回の探索ですが「仁王像が見られるなんて」と、見つけた時の感動は忘れられません。35mmの画角で離れす過ぎず近すぎずしっかりと2体の仁王像を写しました。更に寄ってみると尚迫力が増してとても印象的です。高画素機ならではの解像感で木造ならではの木の繊維感や眉毛の細かい書かれた感じまで隅々まで写し出してくれてまるで今にも動き出しそうな雰囲気を捉えられました。
どんどん夕焼けの時間も近づき色んな所へ寄りながら歩く探索も日暮里まで近づいてきました。ふと見渡すとお札がいっぱい貼ってある門があります。これもまた自分の癖なのか大きいものは斜め下から見上げるように撮るのが結構好きです。最短焦点距離が近いこのレンズの近接能力とそれに付随するダイナミックさを表現しやすい性質、ボケのきれいさ、さらには細部まで写してくれる性能の良さすべてを詰め込んだような一枚が撮れました。
ようやく日暮里に付近に到着して人の賑わいも戻ってきています。駅の付近にとてもきれいなお店があり、海外のガラスや絨毯が並べてありました。日本で生活しているうえであまり見ないような華やかさでどこに目を向けても視線を引きます。細かい繊維の様子や少しの生地の動きの様子まで拾ってくれます。
35mmのレンズは単焦点レンズの中でも個人的に自由度の高いレンズだと思いました。画角の捉え方を調整すれば一本のレンズで様々な表情の画を出してくれることに改めて気づいたからです。人の目に近い写りをするこのレンズ、その中で今回の組み合わせはちょっとした日常の様子や所せましにものがある東京の様子、とりとめのない日常の様子を残しておきたいときにさっと構えて残せるのも今回の組み合わせならではなのか、と感じることが出来ました。
是非一度、この組み合わせ一度使ってみてください。
今回撮影の際、以下の服装で向かいました。
Camera : SONY α7RV / SONY FE 35mm F1.4 GM
Strap : MAPCAMERA 細OBIストラップ リングタイプ ~源氏物語~ 柳の織物 緑色
Tops : UNIQLO
Bottoms : CIAOPANIC TYPY
Skirt ・Scarf : CIAOPANIC
Shoes : DISCOAT
夏は動きやすさを重視にカジュアルに。軽やかな白スカートとデニムを合わせて、しゃがんだり動き回ったりしても安心。さらっと羽織れるチェックのスカーフは、夏の冷房が効いたカフェや夕方の涼しい風にも対応できる便利アイテム。足元は厚底サンダルですがクッション性があるので、長時間歩いても疲れにくいのがうれしいポイントです。
お気に入りのカメラと一緒に、夏を感じるスタイルはいかがでしょうか。
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