
【Canon】フルサイズでAPS-Cレンズを楽しむ、新しいEOS RPの使い方。EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
フルサイズミラーレスの中でも手に取りやすい価格で人気のCanon EOS RP。
RFシステムになってから、一眼レフ時代には叶わなかった「フルサイズ機にAPS-Cレンズを装着する」という使い方が可能となりました。
通常はフルサイズ対応のRFレンズやEFレンズを組み合わせるのが一般的ですが、あえてAPS-C専用のRF-S/EF-Sレンズを付けてみると、思いがけない楽しみ方が広がります。
今回はその中でもEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを例に、そのメリットをご紹介します。
EFレンズをEOS RPに取り付ける際には、EF-EOS Rというマウントアダプターが必要となります。
当アダプターはEFレンズやEF-SレンズをEOS Rシリーズに装着できる便利なアイテムです。
またEOS RPを選ぶユーザーは「コストを抑えてフルサイズを始めたい」と考えている方も多く、そういった意味でも当アダプターを1つ持っておくことで、中古のEFレンズ、更にAPS-Cレンズまで幅広く使えるのは大きな魅力です。
まさに持っていて損のないアイテムと言えるでしょう。
EOS RPは有効約2620万画素のフルサイズセンサーを搭載しており、APS-Cレンズを装着するとクロップされるため画素数は約1000万画素となります。
数値だけを聞くと物足りなく思うかもしれませんが、実際には十分な解像度です。
例えば、4K映像はおよそ800万画素ですが、多くの方が「高画質」と感じているのではないでしょうか。
またスマートフォンのカメラも1200万画素前後になっているものも多く、事実として日常の記録から旅行写真まで問題なく利用できています。
つまり1000万画素でも、SNSへの投稿やA4サイズ程度のプリントには全く問題がなく、むしろ扱いやすいデータサイズで快適に楽しめるのです。
今回ご紹介しているEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMには、ナノUSMが搭載されています。
これは静かで滑らか、かつ高速なオートフォーカスを実現する駆動方式で、写真撮影だけでなく動画撮影でもその効果を発揮します。
EOS RPと組み合わせれば軽快でストレスのない撮影体験が可能となり、今回子供と公園に行った際にも使用しましたがほぼ瞬間移動とも思えるAF速度で、更にピント精度も抜群でした。
更に18-135mmという焦点距離は35mm判換算で約1.6倍の29-216mm相当と約7.5倍ズームとなります。
フルサイズ用の高倍率ズームになるとどうしても大きく重たくなってしまいますので、軽く携帯の良い当レンズ一本で広角から望遠まで幅広くカバーし対応できる万能さも大きな魅力です。
EOS RPとAPS-Cレンズの組み合わせは、中古市場を上手く活用することで非常に安価に始められます。
今回ご紹介しているEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMも中古では2万円台と非常に手頃な価格で手に入れられるため、コストを抑えつつ幅広い撮影を楽しめます。
「フルサイズ用レンズは高価で手が出しにくい」と思っていた方にとっても、この組み合わせは新しい選択肢になるはずです。
当レンズは2016年に発売されており一眼レフ時代から考えるとかなり新しいレンズとなります。
そのためレンズの写りも非常に良く、絞り開放からシャープネスが高い事も特徴です。
EF時代には他にもたくさんの優秀なレンズがありますので是非お試しください。
EOS RPとAPS-Cレンズの組み合わせは、一眼レフ時代にはできなかった新しい楽しみ方を提供してくれます。
画素数は約1000万画素に制限されますが、フルサイズセンサーならではの高感度耐性や階調の豊かさにスマートフォンでは感じる事のできない写りを楽しむことができました。
もちろんRFマウントで揃えていただく方が軽量・コンパクトであることは間違いありませんが、EF時代のレンズを使用することで予算を抑え手軽に様々なレンズをお試しいただくことが可能となります。
CanonのRシステムは2018年に発売されたEOS Rから様々なフルサイズセンサー搭載機種が登場しております。
これからミラーレスデビューされる方も、すでに利用されている方もセンサーサイズにとらわれず是非APS-C用レンズもご利用してみてください。
▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼
▼今回使用した中古はこちら▼