
【Panasonic】人気映像ディレクター作成のコラボLUTで動画撮影をしてみた
10月10日(金)~11月30日(日)18:00までの間に対象の新品Panasonicミラーレスカメラをお買い上げのお客様に、かの有名映像ディレクターAKIYA氏が手掛けた、MapCamera限定オリジナルLUTを2種類プレゼントいたします。
AKIYA氏に作成いただいた2種類のLUTは、「秋」を感じられるLUTと「AKIYA MOVIE」を体感できるLUTの2種類。
今回はその中で、「AKIYA MOVIE」を体感できる「AKIYA ORIGINAL LUT」を用いて作例動画を撮ってきましたので、ご紹介させていただきます。

今回のMapCameraとのコラボレーションに際し、AKIYA氏から皆様へのメッセージや作成していただいたLUTのおすすめの使い方が聞ける動画は上記のリンクからご確認いただけます。
3840×2160(16:9),59.94p / 4:2:2 10bit / ALL-I,LPCM / 800Mbps
さて、冒頭で記述した通り今回使用したLUTは2種類ご用意させていただいた中からAKIYA MOVIEを体感できるLUTとして紹介されていた「AKIYA ORIGINAL LUT」を選ばせていただきました。
筆者自身、AKIYA氏のYouTube動画はよく拝見させていただいており柔らかくもしっとりとした色味でありながら、それでいて爽やかさもある素晴らしい映像作品を何度も見て憧れておりました。そんな「AKIYA MOVIE」の世界を体感できるLUTと聞いて自ずと胸が躍ります。
今回使用した機材は、LUMIX S1RIIにレンズはLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.という定番のレンズキットの組み合わせ、さらにこれもまた定番のフィルター、ブラックミストプロテクター 77mmを装着しました。



今回撮影したシチュエーションは晴天。心地のいい風が吹き、徐々に木々の葉の色が変わり始めるそんな絶好の撮影日和でした。
木々の隙間から漏れ出る光が美しく、背景に様々な形の彩りを与えてくれます。
今回の設定は、「3840×2160(16:9),59.94p / 4:2:2 10bit / ALL-I,LPCM / 800Mbps」で全編撮影を行いました。今回使用したカメラS1RIIはDCI 4Kにも対応しており4096×2160(17:9)でも撮影することが可能です。


S5IIから搭載されている像面位相差AFと被写体認識AFにより、滑らかで素早いオートフォーカスで快適に撮影することが出来ました。
従来機と比較をした時に明らかに前後の動きを伴ったシチュエーションや、認識出来る被写体が現れた時の反応速度が大きく進化していました。

本動画の作成に当たって、動画制作の難しい要素の一つであるカラーグレーディングという作業を一切行っておりません。
今回用いたのがPanasonicの一部のミラーレスカメラに搭載されている機能の一つ「リアルタイムLUT」
このリアルタイムLUTこそ、動画の面倒くさいを解決してくれる非常に便利な機能の一つです。言葉の通りの機能で、その場で実際にLUTを当てて動画や写真の撮影を行うことが出来る機能です。
これにより、あとから編集して色を当てるグレーディングという作業が不要になり、編集作業の簡略化を行うことが出来ます。また、その場で色味の結果を確認しながらの撮影が出来るので、外部モニターを使ったり、結果の反映を想定しながらの撮影を行う必要が無くなったので撮影時の露出の失敗を防ぐことが出来ます。
なので、今回筆者は現場で露出や写り方を全て確認しながらの撮影が可能だったので、露出周りで没になるカットはほとんどありませんでした。


動画撮影で用いた「AKIYA ORIGINAL LUT」はこの時期におすすめしたい非常に使い勝手のいいLUTです。
ハイライト部の明るいオレンジカラーが肌を綺麗に発色してくれます。加えてシャドウ部もこってりした黒ではなくわずかに青みが入っており諧調豊かな印象を与えてくれます。



いかがでしょうか。
今回はコラボLUT第2弾としてAKIYA氏に作成していただいたLUTの内「AKIYA ORIGINAL LUT」を用いて作例動画を作成させていただきました。
筆者は主にスチル写真をメインでカメラを使っている為、動画に対して苦手意識があったうち一人です。そんな筆者が撮影してみた率直な感想としては「簡単」そして「綺麗」この2つでした。
以前Log撮影をし、自身でLUTを当ててLookを決めて、クリップごとに色味の調整をして・・・と、多くの作業を経て制作していたことが嘘のような手軽さ。そしてコラボレーションの汎用性の高い綺麗な発色。
動画とはこんなにも手軽にそしてハイクオリティに作ることが出来るのか、と感動しました。
皆様もぜひ、リアルタイムLUTをそしてこのコラボレーションLUTを使用してみてください。



