
【Nikon】コンパクトミラーレス Z50IIで日常を手のひらに。
秋と冬の隙間のような肌寒い日に、コンパクトミラーレス Nikon Z50IIを持って散策してみました。
Z50IIを選んだ理由、それはシンプルに手にとりやすい大きさだったから。
手のひらサイズでボディ単体約550gというとちょうどペットボトル一本持っているのと同じ感覚です。
はじめに高倍率ズームレンズNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRを組み合わせたため
標準ズームレンズNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRとの組み合わせより180g重くなりました。
しかしこのレンズはどんな画角も得られるため、その利便性と引き換えの180g増は許容範囲内と感じます。
【参考重量】
・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
公称 135g
→ Z50IIボディとの合計 685g
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
公称 315g
→ Z50IIボディとの合計 865g

小雨がパラつく夜の渋谷。
渋谷駅以北では暗渠として地下を流れていた渋谷川がここ稲荷橋から顔を覗かせます。
稲荷橋は忠犬ハチ公の最期の地ともいわれますが、昨今の再開発によって今では煌びやかに様変わりしています。

思いのほか冷え込んでしまい指先が思うように動きません。
夜の暗さと相まって手ぶれしやすい状況ですが、ゴム質の深いグリップが握りやすく助けられました。
これが兄弟分のZfcだとクラシックデザイン重視でグリップが設けられていないため、使用感に顕著な差が出る部分かと思います。


いよいよ寒さが厳しくなり、手ぶれならぬ「身ぶれ」し始めたため、いっそのこと大胆に流し撮りしてみることにしました。
かのフラッグシップ機Z9と同じ画像処理エンジン EXPEED7を搭載しているだけあり、多少ラフな動きも許容するAFが頼もしい限りです。
なおボディ内に手ぶれ補正はなくVR(Vibration Reduction)レンズに委ねられており、しかしそれでも効果的に手ぶれを抑制してくれている実感があります。
夜が更けて深夜ラーメンに駆け込む頃には流石の都会も被写体が少なくなったようでした。
別の日。
今度は標準ズームレンズNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRに変えて再びZ50IIを持ち出しました。

金木犀の香りがたまらず一枚。
マスク生活を5年間続けてきたためか「香りの記憶」も5年分すっぽりと抜け落ちてしまっていたようです。
入門者に扱いやすいキットレンズといえど性能に抜かりはなく、可愛らしい花弁のひとつひとつを忠実に描写しています。


たまたま画角に飛び込んできた元気なホシホウジャクの吸蜜に目を奪われます。
ですが冬はもうすぐそこ、そばではヤマボウシが豊かに実り、静かに冬支度をはじめているようでした。
普段フルサイズ一眼レフを愛用する私がZ50IIを使ってみて、
当初感じた通り、小さく軽いボディが何よりのアドバンテージだと確信しました。
どんな名機も持ち出す機会がないことには名作は生まれないといった現実があるように
こうして自然と手が伸びるコンパクトさというのはそれだけで魅力といえます。
昨今はスマートフォンの画質も上がってきておりますが、主にセンサーサイズの違いからくる描写力の差はやはり埋め難いものがあります。
見たままを容易に写せるうえ、希望とあらば見たまま以上の画を残せるというポテンシャルはやはり「カメラ」の専売特許でしょう。
その手軽さから、これからもカメラ入門者の裾野を広げ続ける重要なエントリーモデル Z50II。
実は動画機能も大幅に強化され、VLOG撮影や家族の運動会で大活躍する一面も。
魅力的なエントリー機を探している方はもちろん、これまでカメラに興味が無かった方にこそ是非お試しいただきたいと思います。
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