【マップカメラ情報】TAMRON SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC レポート
タムロン SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC
大口径標準レンズ
タムロン SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VCは、35mm判換算25,5-75mm(キヤノン機では27.2-80mm)のAPS-Cサイズデジタル一眼レフ用の大口径標準レンズです。開放F値2.8通しなので、キットレンズの様に望遠側(F5.6等)でシャッタースピードが遅くなりません。勿論、大口径レンズならではのボケの演出も可能です。特に最短撮影距離が29cmと、大口径ズームレンズの中ではかなり寄ますので、マクロレンズ的な大きなボケのある写真撮影が可能です。
タムロンレンズといえば柔らかいボケとその描写ですが、このレンズも柔らかいボケが魅力です。1段、2段と絞っていけば尖鋭度が上がり、ビビッド撮影などでその力を発揮します。
タムロン独自の手ぶれ補正機能VC
使用頻度が一番高い標準ズームレンズが「軽くて明るい」というのは、趣味の散歩や旅行、勿論、取材や作品撮りなどの仕事にもその機動力を活かした写真撮影が可能になります。
その標準レンズに手ぶれ補正が付く事により、ミスショットが軽減され、暗いシーンでもブレのない写真を撮ることが可能になります。シャッター音を聞くだけで、明らかにシャッター速度が遅かったと感じる1/4秒や1/5秒の露出でも、ブレずにしっかりと写っていました。撮影直後、液晶モニターで撮影画像を確認し、このレンズの手ぶれ補正機能の実力に驚きました。
純正レンズにはない魅力満載
ニコン、キヤノンともにAPS-Cサイズデジタル一眼レフ用に大口径の専用レンズを発売しています。ニコンのAF‐S DX Zoom-Nikkor ED 17-55mmF2.8Gは、定価220,000(税別)、質量755g、最短撮影距離36cm、キヤノン EF-S17-55mm F2.8 IS USMは定価143,000(税別)、質量645g、最短撮影距離35cm、手ぶれ補正機能ISがついています。
タムロン SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VCは、定価70,000(税別)、質量570g、最短撮影距離29cm、手ぶれ補正機能VC付き、定価ベースでニコンの約1/3、キヤノンの1/2、質量もこの2つのレンズより軽く、最短撮影距離もタムロン SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VCが一番寄れるレンズとなっています。そして、ニコン純正にはない手ぶれ補正機能もついています。価格を含めメーカー純正にはない魅力を持つこのレンズ、キットレンズでは表現できない、柔らかくて大きなボケのある写真撮影が可能になります。
タムロン SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC 詳細
レンズ構成 | 14群19枚 |
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絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 0.29m |
最大撮影倍率 | 1:4.8倍 |
フィルター径 | 72mm |
最大径×長さ(mm) | 79.6×94.5 |
質量 | 570g |
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■作例写真 撮影機材:Nikon D300※リンク先は50%にサイズを縮小しています。