【タイムズフォト】かんたん手作り、マクロ撮影!
こんにちは! マップカメラ楽天市場店担当の岡田です。
前回は、手作りの絞りをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
まだの方は是非、試してみてくださいね!
さて、今回は、お金をかけずにマクロ撮影!する技をご紹介します。
用意するものは、以下のとおりです。
・レンズ交換式一眼カメラ(今回はNikon D5000を使います。)
・レンズ(レンズ単体で絞りが開放にできるもの)
・ボディーキャップ
・レンズリアキャップ
・プリンター
・A4のコピー用紙
・工作のための文房具
※今回、レンズは「Nikon Ai-S Nikkor 55mm F2.8」を使っていますが、
DXレンズなど、レンズ単体では絞りが閉じてしまうものはお勧めできません。
レンズを単体でみて、絞りを開放にできるレンズをご用意ください。
まずは、ジャバラをつくります。
A4のコピー用紙に この型紙(PDFファイル) を印刷してください。
拡大縮小をせず、100%で印刷してください。
印刷できたら、フチに沿って長方形に切り抜きます。
切り抜けたら、今度は白い線に沿って折り目をつけます。
山折り谷折りありますが、折り目を付けてから整えていきますので、
ひとまずすべての線に沿って、しっかり折っていきます。
せっせと折ります。ちょっと大変ですが、がんばってください。
ぜんぶ折れたら、今度は下の写真のように形を整えます。
あせらず、慎重に!
ジャバラっぽくなってきましたね。
ここまでできたら、開いているところを両面テープで留めます。
なければノリでもオッケーです。
これでジャバラの完成です。
さて、ここまでできればもうひと息。
次はキャップの工作に移ります。
ジャバラの内寸は24mmになっていますので、
ボディーキャップとレンズリアキャップに、24mm正方の穴を開けます。
ぱかっ。
ハイ、開きました。
簡単に言いましたが、けっこう大変です。
なかなかご家庭の道具でこれを開けるのは難しいですが、がんばってください。
キリと糸ノコがあれば理想ですが、お手持ちの道具を駆使して、なんとか開けてください。
すこしイビツでも大丈夫。
ケガには気をつけて!
穴が開いたら、ジャバラを付けて完成です。
ここでは両面テープで貼り付けています。
カメラに取り付けるとこんな感じです。カワイイ!
※カメラ内部はチリ・ホコリ厳禁です。
穴を開けたときの破片などがキャップに付いているとカメラを傷めることがありますので、
取り付ける前に十分確認してください。
レンズを付けるとこんな風になります。
ジャバラは大変チープなつくりですので、レンズを落とさないように気をつけてください。
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それではさっそく、実際に撮影してみます。
モデルはこの子。
これは通常撮影です。Nikon AF-S DX Nikkor 35mm F1.8で撮影しています。
ジャバラを使うとこのような近接撮影ができます。
ジャバラを伸ばせば伸ばすほど、近くにピントが合います。
今回ジャバラをコピー用紙で作っていますので、遮光が十分ではありません。
写真がなんとなく白っぽい感じになるようでしたら、
ジャバラに当たる光を遮るように、手や布で覆ってみてください。
少しよくなると思います。
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さて、今回の工作では、どんなレンズでも接写ができるようになる!というのがいいところです。
工夫次第でレンズベビーのような撮影もできますよ!
こんなのでも接写ができます。
※ご注意※
今回の記事はメーカーの推奨する撮影方法ではありませんので、
制作、ご使用にあたっては、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。
各カメラメーカーやマップカメラでは、今回の記事をご参考いただいたことによる
機材の故障や破損について、補償を行うことはできません。
あらかじめご承知いただきました上で、お楽しみください。