【マップカメラ情報】【11月30日はカメラの日】 カメラについて語ろう ~Voigtlanderについて~
1977年(昭和52年)11月30日、小西六写真工業(現在のコニカミノルタ)が
世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラ 「コニカ C35AF」を発売しました。
「ジャスピンコニカ」という愛称で呼ばれ、誰でもピンぼけせずに撮れるということで、
それまでカメラに縁のなかった女性層や高年齢層に受け入れられました。
いっぽうその頃!!
フォクトレンダーはどうだったのかというと!!
・・・風前のともし火だったんですねぇ・・・
それまでの経緯として・・・
1956年 「Voigtlander」を「Carl Zeiss」に譲渡
1965年 「ツァイス・イコン・フォクトレンダー販売会社」を発足
1969年 ツァイス・イコンに吸収合併される
1972年 ツァイス・イコン、カメラ事業から撤退。「Voigtlander」の商標権を「Rollei」に譲渡
1981年 ローライが倒産。商標権がドイツのカメラメーカーに。
・・・といった感じでフォクトレンダーは流浪の歴史を歩みます。
そして1999年、「Voigtlander」の商標権を日本のコシナが譲り受け、今日に至るわけです。
かつての名機「BESSA」名レンズ「HELIAR」「SKOPAR」「ULTRON」「NOKTON」「APO LANTHAR」
を、レンジファインダーカメラ・一眼レフカメラとして、多くのカメラファンに愛されるカメラメーカーとして
みごと復活を果たしました。
そりゃあ愛されますよ。
楽しいですもの、フィルムカメラ。
11月30日 カメラの日はマップカメラ1号店地下1階へ是非お起こし下さい。
電話03-3342-3381