【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】富士山と黄色い新幹線
先日新年を迎えたと思ったら早いもので、もう1月が終わろうとしています。
2ヶ月ぶりの更新となってしまいました。お久しぶりです。コリドラスです。
さて2011年、鉄道倶楽部の撮り初め。
今年は3月に九州新幹線の博多全線開業や、先日開業した新青森駅への東北新幹線に新型車両E5系「はやぶさ」が
導入されるなど、新幹線が注目される年になりそうと言うことで…
向かったのは東海道線の富士川駅(静岡県富士市)。
駅名の通り富士川のすぐ脇に駅があり、15分程歩くと東海道新幹線の富士川橋梁の下に出ることができます。
富士川の土手から見る景色は、富士川を渡る新幹線と背景に聳え立つ富士山が一望できる新幹線撮影の有名スポ
ットなのです。
今年最初の撮り初め遠征は、晴天の続くこの時期にも関わらず富士山にだけ雲がかかるという相変わらずのお天
気運の無さ。「どうせ行くならもっと空の澄んだ日に行けばいいのに…」と思われた方もいらっしゃるかもしれ
ませんが、あえてこの日に遠征した理由は…
ドクターイエローの運転日だったからです。
もうすっかり有名になった700系ベースに開発された黄色い新幹線は、新幹線の本線上を走行しながら各種試験
やチェックを行っている「新幹線電気軌道総合試験車」。その派手な色から一度見たら忘れられないものの、
月に3往復くらいのペースでしか走らない珍しい車両です。
もちろんこの日もこの1回で終了。
とは言え、せっかくの遠征ですから、もう少し撮影を続けます。
最短3分間隔で走る東海道新幹線は次から次へとやって来ますから、シャッター回数がどんどん増えていきます。
1992年の「のぞみ」号の運転開始と共にデビューした300系も新型車両の導入によって大分数が減ってきました。
幸いこの日は川の水位も低かったので、河川敷ギリギリまで降りて富士山を橋梁の下に配置した撮影にも挑戦。
雲が無ければ青空に富士山と新幹線の白い車体がもっと映えたのかと思うと残念で仕方ありません。
この後はもう少し富士山に近づいてみようと、1駅手前の富士駅から身延線に乗り換え「富士宮」へ向かうこと
にしました。
身延線を走る特急「ふじかわ」号。静岡と山梨県の甲府を結びます。
富士宮駅に降り立つと富士山は目の前。200mmにズームするだけで
こんな近くに富士山を見る事ができます。
気のせいか、新幹線を撮っていた時より雲が晴れた気が…。ちょっと悔しいです。
さて富士宮といえば、B級グルメのコンテストで有名になった「富士宮焼きそば」が有名です。
駅前の観光案内所を訪ねると浅間大社側の「お宮横町」という場所を薦められたので、まずは駅から徒歩で約10
分の浅間大社を目指すことに。
浅間大社は全国約1300余の浅間神社の総本宮。本殿や拝殿などは徳川家康公の造営によるものとの事。
またすぐ脇には富士山からの涌き水が豊富に湧き出ており、その水は市内を流れる神田川の水源となっていました。
さてお楽しみの富士宮焼きそば。
少々太めの麺はうどんに似たコシがあり、普段食べている焼きそばとは違う不思議な食感でおいしかったです。
聞けば製麺所が異なる麺が3種類あり、お店によって味も食感も大きく変わるとの事。なかなか奥が深そうです。
さて、ここお宮横町で目を引いたのは広場中央にある涌き水の井戸(写真右)。これがここの飲料水となっており
自由に飲むことができます。そしてこれがまたおいしい!
焼きそばを食べながら、この水で炊いたご飯はもっとおいしいんだろうな…と余計な事が頭を巡ってしまいました。
今度来ることがあれば是非、水筒持参行きたいと思います。
そして次こそは山頂まで綺麗に見渡せる写真が撮りたいものです。
使用機材:Nikon D700
AF-S ED17-35mmF2.8D
AF-S ED28-70mmF2.8D
AF-S ED80-200mmF2.8D
OLYMPUS PEN E-P2
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mmF4.0-5.6