2021年10月22日に発売されたスマートフォン用プリンターチェキ“instax Link WIDE”をご紹介いたします。
本製品は画像の選択から加工まで、スマホからカンタンに操作してチェキをプリントすることができるチェキ専用のプリンター。ミラーレスカメラやスマホで撮影した画像をカードサイズの通常チェキの2倍の大きさにプリントすることができます。
あらかじめ撮影した画像をスマホに転送しておけば、スマホからLink WIDEに接続して素敵なチェキプリントが簡単に作れて、お部屋に飾ったり家族や友人にメッセージを添えてプレゼントすることもできます。
2021年11月現在、X-S10の場合はファームウェアの更新(Ver.2.10)を行うことで、「instax mini Link」 および「instax Link WIDE」に対応。これによりカメラから直接プリンターに接続してチェキをプリントすることが可能になりました。
斜線模様がスタイリッシュな真四角のデザイン、カラーはアッシュホワイト・モカグレーの2色展開です。
本体の中央に設置されている“instax”部分は電源のON/OFFスイッチとなっており、長押しして起動をするとネオンカラーに光り、とても可愛いんです。(※現在はOFFモードです)
FUJIFILM (フジフイルム) instax WIDE用フィルム instax WIDE ブラックフレーム使用
今回は同時発売された“ instax WIDE用フィルム instax WIDE ブラックフレーム”を使用します。
ブラック枠なのでプリントする画像部分がよく映える印象です。この他にホワイト枠もございますが、個人的にはブラック枠が一押しです。
さっそくフィルムをセッティングします。本体の後ろに裏蓋があり、プリンター本体とフレームの黄色印を合わせてはめ込むと上記のようにフレームを装着することができます。あとはLink WIDE本体をしっかりとUSB充電すればプリンター側の準備は完了。
つぎはスマホの準備に入ります。
まずはFUJIFILMの“instax Link WIDE”というアプリをダウンロードします。
スマートフォン用プリンター“チェキ” instax Link WIDE公式サイト内にあるリンクまたは、Google Play・App Storeでダウンロードすることができます。instax Link WIDEプリンター専用アプリとなっております。
ダウンロードが完了したら、まずはアプリを起動(①)します。起動後は左上画像のようにメイン画面が表示されます。
メイン画面内に表示されている各種モードは以下のとおりです。
・Simple Print…画像の選択から加工まで、スマホからカンタンに操作してプリントできます。
・Editable Template Print…多彩なテンプレートで写真を楽しく演出できます。テンプレートの色や文字は思いのままに編集可能です。
・Collage Print…複数の画像を組み合わせてプリントできます。
・Sketch, edit & print…自分で描いた絵や文字を抜き出して、画像と組み合わせてプリントできます。
上記のいずれかをタップして選択します。今回はSimple Printを選んでみました。
次にスマホからプリントしたい写真を選択(②)します。
写真選択後は明るさを変更したり、テキストを入れたり、スタンプを押したり、お好みでデコレーションや調整を施すことが可能です。デコレーションや調整が終わったら上記画像に表示されているプリントボタンを押します。するとBluetoothのペアリング設定画面が表示されますので、スマホとLink WIDEのペアリング(③)を行います。
ペアリング前はLink WIDE本体の電源ボタンを長押しで起動しておきます。プリンターの電源が入っているときに、右上画像のように接続可能なプリンタに「INSTAX-機種番号」が表示されて接続できるようになります。
Bluetoothのペアリングが完了したら再度プリントボタンを押します。するとスマホとLink WIDEが連動してプリンターからチェキがプリントされます。
フィルムがゆっくりと出てきました。最後までプリントが出来たら、あとは普段のチェキと同様に像が浮き上がってくるのを待つだけです。
チェキが完成しました!
ワイドフレームなのでかなり見応えがあり、被写体がより際立ってみえる、ちょうどよいサイズ感です。スマホのフォルダ内の写真ならなんでもプリントができるので、チェキで撮影では難しそうなカーレースや海の中の写真までさまざまなプリントを楽しむことができます。
ということで、さまざまなシチュエーションのチェキを集めてみました。
これだけでも青空の“青”やレーシングカーの“艶感”などがしっかりと描写されていますが、アプリ内には“instax-Rich Mode”という、より色彩表現が豊かなプリントを施してくれるモードもあります。お好みで設定していただくことが可能です。
青く広がる海を背景にチェキを撮影。海の中に潜り込むとウミガメがすいすいと気持ちよさそうに泳いでいます。
チェキの写真はオリンパスのTG-6で撮影したものですが、こうして他メーカーのカメラで撮影したものでもチェキにプリントして思い出を残すこともできます。
白い砂浜に転がる貝殻のなかには、ヤドカリが潜んでいることも。
貝殻のおうちから顔を出したヤドカリは、海の中のチェキに興味深々のようです。
今回紹介できなかったinstax Link WIDEアプリ内に搭載されているさまざま機能をご紹介いたします。
【QR Print Mode】QRコードをプラスして、さらに楽しめるチェキプリントに。
・WEBチェキ…DIY動画のURLを添えて、作り方を残そう。画像共有サイトのURLを添えて、旅の楽しい思い出をシェアしよう。
・音チェキ…大切な友人との楽しかった思い出を音声とともに残そう。迫力の体験をその時の音声と一緒に残そう。
作った作品と込めた思いを音声で残そう。
・地図チェキ…位置情報を添えて、パーティへの招待状にしよう。位置情報を添えて、お気に入りの場所を記録しよう。
・手紙チェキ…メッセージを添えて、大切な人に気持ちを伝えよう。オリジナルレシピをテキストにして写真と一緒に共有しよう。
【Editable Template Print】多彩なテンプレートで写真を楽しく演出できる。テンプレートの色や文字は思いのままに編集可能。
・Collage Print…複数の画像を組み合わせてプリント。
・Various Stickers…ステッカーで画像をデコレーション。
・Sketch,edit & print…自分で描いた絵や文字を抜き出して、画像と組み合わせてプリント。
(※instax Link WIDE公式サイトより引用)
これらの多彩な機能を使用してチェキをデコレーションすることができます。ぜひお好みでアレンジしてみてください。
コミュニケーションツールや自己表現ツールとして、世界中で親しまれているチェキを皆様もぜひお楽しみください。