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待望の「Nikon NIKKOR Z 35mm F1.2 S」の予約が開始いたしました。
Z 50mm F1.2 S 、NIKKOR Z 85mm F1.2 Sに続く、大口径単焦点レンズ。S-Lineシリーズの持つ抜群の解像力と開放F値1.2ならではの柔らかいボケ味は主役を最大限に引き立たせます。また高速かつ正確なAF性能に加え、動画設定にも配慮した設計は、Zマウントユーザーの表現の幅を新たに広げる1本になるでしょう。
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そこで今回は新製品レンズの発売を記念し、Z 35mm F1.2 Sに合うフルサイズボディをマップカメラスタッフが連載形式でご紹介いたします。
この機会に改めてZマウントボディの素晴らしさをお伝えできれば幸いです。
第2回は「Z9」をお届けします。
今回共に使用したのは「NIKKOR Z 50mm F1.2S」と「NIKKOR Z 85mm F1.2S」。
どちらもSラインに属しており、開放F1.2の明るさを持つレンズです。
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早速ですがZ9の真骨頂、動体撮影での使用です。イルカを捕捉して離しません。
85mm F1.2を開放で使用したため被写界深度が非常に浅くなっていますが、正確にピントを合わせてくれました。
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焦点距離が足りないときは、DXクロップをすることで約2000万画素を残したまま焦点距離を1.5倍することができます。
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こちらも水族館での1コマ。ペンギンの瞳を自動で認識し、ピントを合わせてくれました。
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カメラを向けたその瞬間にはもうピントが合っているかのような反応速度の速さは、スナップ撮影においても有効です。
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今回Z9を旅行に持ち出しました。
なるべく荷物を軽くしたい旅行で敢えてZマウントボディ最重量のZ9を使うメリットですが、AF性能の高さはもちろんのこと、現状Zマウントボディの中で唯一大型バッテリーであるEN-EL18dが採用されております。
例えば今回のような非常に気温の低い状況でも撮影枚数が少なくなりにくいことが挙げられます。
実際今回の撮影では吹雪の中を含め3日間でおよそ1000枚を撮影しましたが、1度も充電せずに撮影を終えることができました。
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縦位置グリップ一体型のボディは、縦構図で撮影しても違和感なくカメラを構えることができます。
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また、快晴の昼間にF1.2のボケを生かした撮影をしたい際にこれまでNDフィルターを使用しないと露出オーバーになってしまっていた場面でも、最速1/32000秒の電子シャッターを使用することで適正露出に抑えることができます。メカシャッターが搭載されていないので、切り替えの手間も不要です。
あらゆる面から撮影の幅を広げてくれるカメラ、それがNikon Z9なのです。
いかがだったでしょうか。
今回は「Z9」をご紹介いたしました、Zマウントユーザーの方にもそうでない方にも魅力が伝わりますように。
次回もお楽しみに!
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