【Panasonic】古民家の表情を撮る
手前味噌ですが「表情を撮る」という表現が気に入っています。
表情というのは人や動物にのみあるのではなく、植物や建物、ひいては風、季節などにもあると思うのです。
それを写真に写せたら面白いのではないでしょうか。
今回のテーマは「古民家の表情」です。
使用機材はパナソニックの『LUMIX DC-S5』ボディと『LUMIX S 35mm F1.8』レンズの組み合わせ。
それではぜひ「表情」を意識しながらご覧ください。
里で祀られている神様。
見えそうで見えないしめ飾りの奥の暗がりから存在感を感じます。
雪国から移設された巨大な建築物。
後光が射しています。
軒下に潜り込んで、屋根の断面を写します。
一本一本は細くでもこの量ですからかなりの厚みがあります。
空気を含んでいるのでこれは暖かいのではないでしょうか。
別の建物の屋根の上をアップで撮ります。
植物なのか、キノコなどの仲間なのか。
都会とはまた異なるさまざまな種類の生きものの共生が見受けられます。
穴が開き今にも落ちそうな葉っぱ。
普段ならあまり撮りたいと思いませんが、もの悲しい夕景とマッチしていたのでシャッターを切りました。
最後は陽を受けて輝くススキの写真です。
遠目にも美しく駆け寄りました。
まるで穂のひとつひとつが発光しているかのよう。
古民家の屋根が入っているのがポイントです。
いかがでしたでしょうか。
あえて「表情」を意識してみることで感情移入できるといいますか、より味わい深く感じるものです。
これからも「表情」に注目して撮影していこうと思います。
▼ 今回使用した機材はこちら ▼