【SONY】α7IVとFE85mm GMで楽しむ、桃色の春
Carl Zeissevent-campaignSONYSONY G Master/G lensα7 IVさくらスタッフおすすめ機材単焦点を楽しむ春の息吹梅
すっかり春の陽気になった東京。梅が満開という場所も増えてきました。
今年は梅の開花が少しだけ遅れた影響で、桜直前の時期に梅という感じです。
梅を撮るのにチョイスした機材はα7IVとFE 85mm F1.4 GM、そしてCarl Zeiss Batis 18mm F2.8。
今回の記事ではFE 85mm F1.4 GMのふわりとしたとろけるボケ味をご紹介いたします。
東京都内の梅の名所でもある公園に入ると、すぐに見えたのは梅の盆栽。
美しい形の剪定された鉢植えも、ほとんどが満開になっていました。
白い梅、桃色の梅、赤い梅、色は良く見ると意外と様々ありますが私は春らしさを感じる淡い桃色の梅が好きです。
FE 85mm F1.4 GMは少し絞ってF2以上にすると、シャープな印象の絵になります。
2枚の盆栽の写真は、F2.2で撮影してみました。
カーテンのように花を沢山つけた「しだれ梅」はふわりと柔らかくF1.4で撮影しました。
こういったとけるような柔らかいボケ味がFE 85mm F1.4 GMの持ち味だと思っています。
ただ、この日のように天気が良く日差しが強いと開放での撮影は白飛びしがちになってしまうので春は特にNDフィルターと仲良しになってしまいます。
梅に桜に春の被写体は淡い色が多いので太陽光のコントロールが難しいのです。
”絞ればいいのでは?”
そうではないのです。このとろけるようなボケが最大限に出るF1.4で撮影したいのです!
だからこそ、光源対策のグッズは欠かせない春の写真撮影です。
歩いていると水の音がして、ふと足元を見るとハナニラでしょうか。
近くにスプリンクラーがあり、花についた水滴が日差しを浴びてキラキラと光っていました。
どこを歩いていても甘い香りが漂ってきます。
梅園の梅が満開だとこんなにも良い香りがしてくるのは知りませんでした。
ところどころにある東屋では、良い香り・良い天気・桃色の景色に暫く佇んでいる方が多く見られました。
この日は土曜日だったので、混雑を予測して開園前から並び開園直後に梅園に入ったおかげで、来園者はまだ疎ら。
花を楽しみながら写真を撮影することができました。
手前に見えている白い梅。奥で綺麗にボケて背景を濃いピンク色に染めてくれている紅梅。
背景を染めてくれていた紅梅は、こんなに濃い紅色でした。
背景で溶けているとそこまで濃さを感じませんが、綺麗な紅色です。
桃色の梅の背景に、空色が入ると配色が綺麗です。
F2.8まで絞るとだいぶふわっとした感じはありません。被写体のディティールがシャープに写ります。
いかがだったでしょうか。皆様の春の撮影の参考に少しでもなれば幸いです。
FE 85mm F1.4 GMは透明感のある描写で柔らかく溶けるような素晴らしいボケ味。お気に入りの一本です。
この日はCarl Zeiss Batis 18mm F2.8も持参していたのですが、その中から1枚ご紹介です。
詳しくは、次回ご紹介したいと思います。
それではまた。
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