
まずはスペックをまとめてみました。
SONY α7R VI(ILCE-7RM6)
6680万画素の新センサーと最高30コマ/秒連写を両立した、α7Rシリーズ第6世代。
- 新開発の積層型 Exmor RS CMOS センサー(6680万画素/フルサイズ)を搭載
- α7Rシリーズ最高の解像度と、ダイナミックレンジ最大16ストップを実現
- 新エンジン BIONZ XR2 により読み出し速度が従来比5.6倍に→ブラックアウトフリーで AF/AE追従 最高30コマ/秒 連写
AF・AI
- 「リアルタイム認識AF+」で人物認識の精度が大幅向上
- 被写体が重なるような場面でもピントが抜けにくくなりました
ファインダー・操作性
- αシリーズ初の背面ボタンイルミネーション搭載
- 新開発の944万ドットOLEDビューファインダー(DCI-P3色域・10bit・HDR対応)
- 輝度は従来の3倍で、明るい屋外でも色を正確に確認が可能
動画
- 8.2Kオーバーサンプリング→8K 30p記録対応
- フルサイズ 4K 120p(クロップなし)対応
- XLR-A4と組み合わせで最大96kHz 32bit float 4ch録音(カメラ本体内収録)
バッテリー
- 新型 NP-SA100(2670mAh)を採用——NP-FZ100比約1.3倍の容量で長時間撮影に対応
SONY FE 100-400mm F4.5 GM OSS(SEL100400MC)
ズーム全域でF4.5の明るさを維持しながら、軽量・高速AFを両立した新世代GMスーパー望遠ズーム。
- 焦点距離 100〜400mm、ズーム全域F4.5の明るさを確保
- 新開発の ED XA(特殊低分散 非球面)レンズ+XA(非球面)レンズ 計2枚を新採用
- スーパーEDガラス×2、EDガラス×3を含む最新の光学設計で色収差を大幅低減、ズーム全域で中心から周辺まで高解像
- ソニー独自のナノARコーティングIIでゴーストやフレアを抑制
- 11枚羽根円形絞りによるGMならではの滑らかな玉ボケ
AF性能
- 4基のXD(extreme dynamic)リニアモーター搭載
- AF速度が旧モデル比最大3倍に向上
- α9 IIIの最高120コマ/秒AF/AE追従連写にも対応——野生動物やスポーツなど高速な被写体の追従性が向上
機動性・操作性
- インナーズーム設計でズーム時にレンズ全長が変わらず重心移動を抑制
- 1,840gの軽量設計でF4.5通しの超望遠ズームとして扱いやすいバランスを実現
- カメラ本体との手ブレ補正連携により最大5段の補正、Active Modeで動画にも対応
- ブリージング補正対応
- カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを4カ所配置、プリセットフォーカス/ファンクションリング搭載
テレコンバーター対応
- 1.4×(SEL14TC)→最大560mm(APS-C換算840mm)
- 2×(SEL20TC)→最大800mm(APS-C換算1200mm)
α7R VI vs α7R V スペック比較
| 項目 | α7R V(旧機種) | α7R VI(新機種) |
|---|---|---|
| センサー・画質 | ||
| イメージセンサー | Exmor R CMOS (裏面照射型) |
Exmor RS CMOSUP αシリーズ最新・積層型に進化 |
| 有効画素数 | 約6100万画素 | 約6680万画素UP +580万画素アップ |
| センサーサイズ | 35.7 × 23.8 mm | 35.9 × 24.0 mm |
| ダイナミックレンジ | 約15ストップ | 最大16ストップUP |
| ISO感度(静止画) | ISO 100–32000 (拡張:50–102400) |
ISO 100–32000 (拡張:50–102400) |
| RAWフォーマット | ARW 4.0 | ARW 6.0UP |
| イメージエンジン | BIONZ XR | BIONZ XR2UP 読み出し速度:α7R V比5.6倍 |
| AF・追従性能 | ||
| AF測距点数 | 693点 | 最大759点UP |
| AF検出輝度範囲 | EV-4〜EV20 | EV-6〜EV20UP 暗所AF性能が大幅改善 |
| AF機能 | リアルタイムAF 被写体認識AF |
リアルタイム認識AF+UP 人物追跡精度がさらに向上 |
| 連写・シャッター | ||
| 最高連写速度 (ブラックアウトフリー) |
最高10コマ/秒 | 最高30コマ/秒UP 3倍の高速化を実現 |
| 連続撮影可能枚数 (RAW) |
583枚 | 150枚 |
| ピクセルシフト マルチ撮影 |
あり(4回/16回) | あり(4回/16回) |
| 手ブレ補正 | ||
| 手ブレ補正効果 (静止画) |
8.0段(CIPA基準) | 最大8.5段(ピッチ/ヨー) 最大7.0段(ロール)UP 新アルゴリズムで精度向上 |
| 動画用手ブレ補正 | アクティブ / スタンダード / 切 | ダイナミックアクティブ追加NEW |
| 動画性能 | ||
| 8K動画 | 8K 24p (クロップあり) |
8.2Kオーバーサンプリング 8K 30pUP フルサイズ読み出し・高画質化 |
| 4K動画 (最高フレームレート) |
4K 60p (クロップあり) |
4K 120p (クロップなし)UP フルサイズ4K 120pを新たに実現 |
| 音声録音 (最高品質) |
LPCM 4ch 48kHz / 24bit |
PCM 4ch 96kHz / 32bit floatUP ※XLR-A4使用時 |
| C2PA(撮影証明) | 非対応 | 対応NEW AI生成でないことを証明可能 |
| ファインダー・モニター | ||
| ファインダー | 0.64型 Quad-XGA OLED 944万ドット |
0.64型 Quad-XGA OLED 944万ドット 輝度:従来比3倍に向上UP |
| モニター | 3.2型 TFT 209万ドット 4軸マルチアングル |
3.2型 TFT 209万ドット 4軸マルチアングル |
| 背面ボタン イルミネーション |
非搭載 | 搭載NEW αシリーズ初搭載 |
| バッテリー・携帯性 | ||
| 使用バッテリー | NP-FZ100 (2280mAh相当) |
NP-SA100 (2670mAh)NEW 容量約1.3倍の新型バッテリー |
| 撮影可能枚数 (ファインダー使用) |
約440枚 | 約600枚UP +160枚(約36%増) |
| 撮影可能枚数 (モニター使用) |
約530枚 | 約710枚UP +180枚(約34%増) |
| 本体重量(本体のみ) | 約638g | 約622gUP -16g 小型化 |
| 外形寸法 | 131.3×96.9×82.4mm | 132.7×96.9×82.9mm |
| 通信・接続 | ||
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz / 5GHz / 6GHz)UP Wi-Fi 6対応・6GHz帯追加 |
| Bluetooth | Ver. 5.0 | Ver. 5.3UP |
| USB Type-C | 1ポート (USB 3.2) |
2ポートUP PORT1: USB 3.2 / PORT2: USB 2.0 |
| 発売情報 | ||
| 発売日 | 2022年11月25日 | 2026年6月5日 |
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今回の記事では「α7RVI」の発売を記念し過去の「α7R」シリーズを振り返っていきたいと思います。
ソニーのα7Rシリーズは、モデル名の「R(Resolution)」が示す通り、圧倒的な高解像性能を追求したフルサイズミラーレス一眼カメラです。
最大の特徴は、同世代のボディと比較して高画素センサーを搭載している点です。さらにローパスフィルターレス仕様により、風景の木々や被写体の肌の質感、衣服の繊維に至るまで、肉眼を超えるような緻密な描写を可能にしています。また、高画素機特有の課題である「手ブレ」に対しても、第二世代からボディ内手ブレ補正機構を搭載することで、手持ちでの高精細撮影をサポートしています。
α7RVからはAIによる被写体認識AFも加わり、高解像度と機動力の両立がさらに進みました。ポスターなどの大型プリントや、撮影後の自由なトリミングを前提とするプロカメラマン、あるいは細部のディテールに極限までこだわりたいハイアマチュア層から絶大な支持を得ている、ソニーを代表する高画質モデルです。
目次
歴代α7Rシリーズ
α7R | 初代ならではの軽さと”高画素フルサイズ”の原点を味わうなら「α7R」

世界初のフルサイズミラーレスとして、圧倒的な解像度を最小限のボディで実現した先駆者。
第1世代:α7R (ILCE-7R)
発売日: 2013年11月15日
画素数: 有効約3640万画素
「ミラーレスでも圧倒的な解像度を」という夢を形にした1台。ここからミラーレス「α7R」シリーズの歴史が始まりました。
一眼レフが主流だった時代に、「フルサイズセンサーを積みながら、ここまで小さくできるのか」という衝撃を世界に与えた先駆者です。世界最小・最軽量フルサイズミラーレスボディに搭載された、光学ローパスフィルターレス構造を採用した約3640万画素の描写は「息をのむ」レベルでした。最新機種に比べればAFこそゆっくりですが、今なお精細な描写やそのミニマルなデザインを含めて愛され続ける1台です。


α7R II | フルサイズ高画素と4K動画を手頃に始めたいなら「α7R II」

裏面照射型センサーとボディ内手ブレ補正を搭載し、高解像撮影の安定性を劇的に高めた革新機。
第2世代:α7R II (ILCE-7RM2)
発売日: 2015年8月7日
画素数: 有効約4240万画素
高画素機の弱点をテクノロジーでねじ伏せた、歴史的転換点。
世界初となる35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、高画素機の弱点だった「ノイズの多さ」を克服した革命的な一台です。さらに待望の5軸ボディ内手ブレ補正を搭載したことで、高画素機ながらも「手持ちスナップ」の領域へと解放しました。399点の像面位相差AFセンサーによる動体追従性も加わり、「高画素機は動きものに弱い」という先入観を完全に打ち砕いた、まさにミラーレス一眼の評価を決定づけたモデルと言えます。


α7R III | 高画素・操作性・価格のバランスで選ぶなら「α7R III」

スタミナ・速度・信頼性を磨き上げ、プロの現場でもメイン機として通用する完成度に到達。
第3世代:α7R III (ILCE-7RM3)
発売日: 2017年11月25日
画素数: 有効約4240万画素(据え置き)
「解像度・スピード・スタミナ」のすべてを手に入れた、黄金のバランス機。
画素数こそ前モデル据え置きですが、中身は別物と言えるほど完成度が高まりました。最大のトピックは、大容量バッテリー「NP-FZ100」採用により、弱点の1つである電池持ちを劇的に改善したことです。さらに最高約10コマ/秒の高速連写と、SDカードのデュアルスロット化、マルチセレクターによる直感的なフォーカス操作を実現。風景写真家からポートレート、ウェディングまで、プロが「仕事道具」として絶大な信頼を寄せるようになり、現在でも中古市場で屈指の人気を誇る1台です。


α7R IV | 6100万画素の圧倒的な解像感を、静止画中心で楽しむなら「α7R IV」

中判カメラに迫る6100万画素の超高精細な描写と、進化したリアルタイム瞳AFの両立。
第4世代:α7R IV (ILCE-7RM4 / 7RM4A)
発売日: 2019年9月6日(7RM4Aは2021年6月4日)
画素数: 有効約6100万画素
肉眼を超える、6100万画素の圧倒的なリアリティ。
フルサイズの限界に挑んだ有効約6100万画素センサーは、被写体の肌の質感、衣服の繊維一本一本、遠くの山の木々までを執念深く描写します。これほどの高精細でありながら、進化した「リアルタイム瞳AF」が人物の瞳を瞬時に捉え続けるため、撮影者はピント合わせをカメラに任せ、構図とシャッターチャンスだけに集中できるようになりました。また、APS-Cクロップ(約2600万画素)を併用することで、一本の単焦点レンズを二つの画角で使い分けるといった、高画素機ならではの贅沢な運用を定着させた一台です。
※7RM4Aは背面液晶の解像度などがアップグレードされたマイナーチェンジ版です


α7R V | 8K動画も、AI AFも、高解像も妥協したくないなら「α7R V」

AIプロセッシングユニットによる新次元の被写体認識と、8段の手ブレ補正で「撮れないものはない」高画素機へ。
第5世代:α7R V (ILCE-7RM5)
発売日: 2022年11月25日
画素数: 有効約6100万画素(据え置き)
AIプロセッシングユニットによる最新のAFを搭載した次世代機。
単なる画素数競争を超え、「AIプロセッシングユニット」による知能の進化を遂げました。人物を単なる「点」ではなく「骨格」として認識するため、後ろ向きや横顔でもピントを外し続けません。さらに、新型の液晶モニター「4軸マルチアングル液晶」を搭載し、縦構図でも横構図でも自由自在なアングルでの撮影が可能に。最強の8.0段手ブレ補正が6100万画素のポテンシャルを最大限に引き出し、過酷な環境下でも「失敗できない」プロの要求にも完璧に応える高画素機の到達点です。


α7CR | 解像感はもちろん持ち歩きやすさも欲しいなら「α7R CR」

α7R Vが持つ最高峰のAFと画質を、日常的に持ち歩ける超小型軽量ボディに詰め込んだ。
【派生モデル】α7CR (ILCE-7CR)
発売日: 2023年10月13日
画素数: 有効約6100万画素
最高峰の画質を、日常というフィールドへ連れ出す特権。
α7R Vが持つ「6100万画素の表現力」と「AIプロセッシングユニット」という性能を、驚くほどコンパクトなα7Cシリーズのボディにそのまま流し込んだ、革心的なモデルです。重厚な機材セットを組むことなく、いつもの散歩道や旅先の風景を、映画のような高画質で記録できる喜びを提供してくれます。シングルスロットやEVFのサイズなど、小型化ゆえの割り切りはありますが、それを補って余りある「このサイズでα7R Vと同等の絵が撮れる」という事実は、ストリートスナップや風景写真において最強の武器となります。


最後に
時代の変化に合わせ様々な進化を遂げ、世界を映しつづけた「α7R」シリーズ。
振り返ってみれば、それは常に「フルサイズの限界」と「撮影者の自由」を拡張し続けてきた歴史でもありました。初代が提示した圧倒的な解像力、II・IIIが磨き上げた安定性、そしてIV・Vが到達した知能と精緻な描写。そのどれもが、当時の私たちに新しい視界を見せてくれた名機ばかりです。
新たに加わる「α7R VI」には期待が膨らむばかりですが、第6世代以前のモデルも優秀な性能を誇っています。
マップカメラでは中古品でも最大1年間の保証付きですのでぜひお買い求めください。
明日以降引き続き新製品についての情報を随時公開してまいります。こうご期待下さいませ!



