Animal photo × Micro four-thirds
OM-D E-M1 MarkⅡ+M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO
梅雨明けて夏本番ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨今まだ世間的には自粛ムードなので、昔の写真を引っ張り出しその時に使った機材の感想等々書いていこうと思います。
筆者は動物写真がとても好きで、気軽に行けてたくさんの動物を見ることが出来る動物園には足繁く通っていました。
その中でも、虎を始めとしたネコ科とフェレットやカワウソといったイタチ科の動物が特に好きです。
今までに様々なメーカーのカメラ・レンズで動物園を撮ってきましたが、個人的にはOLYMPUSもといM4/3の使い勝手が良かったと思い今回記事を書いてみました。
まず、小型・軽量であること、それによりレンズ複数・カメラ二台持ちが苦になりません。
更にこのメーカーが出している300mm/f4のレンズ、これがとてもコンパクトで描写が周辺まですごく綺麗でした。
他社のフルサイズ用の70-200mm/f4クラスのサイズ感で焦点距離換算600mmなので遠くからでも大きく写せます。
被写体と筆者との距離は15~20m近くあったのですがこれほどまでに大きく写せました。(写真1枚目)
こちらも同日に同じ組み合わせで撮影しました。
縦長の写真で見辛くて申し訳ありません。
M4/3でよく聞くのがセンサーサイズが小型な上に2037万画素で画質があまり良くないのでは、と言われることがありますがこちらの写真を見ていただければそんな不安はなくなると思います。ピント面のシャープさ、滑らかなボケ感そして虎の硬質な体毛や葉の緑をしっかりと描写してくれています。
一連の写真の構図諸々見て既にお気づきの方はいらっしゃると思いますが、筆者は動物の顔が可能な限りドアップで画面いっぱいに写っている構図の写真が大好きです。
人物の写真以上に、動物の写真は顔のアップを撮ります。動物は人と違い表情がその都度変わり続けます。そこに凄く魅力を感じアップで撮り続けています。
三枚目はユーラシアカワウソ
もう一つ、M4/3で気になるポイントがISO限度だったり暗所の部分です。ここに関しては確かにフルサイズと比較をすると弱い部分であることは否めません。ですが三枚目のカワウソの写真、実はこちらISO6400にして撮影しています。ものすごく拡大するとノイズのようなものは見受けられますがかなり目立たないと思います。
動きがとても速く不規則で読みづらいカワウソを捉えるとなるとSSをどうしても稼ぎたくなります。
影で休憩中も顔はキョロキョロと辺りを見ていましたので結構忙しなくしていましたが、SSを上げたおかげでバッチリと撮れました。
いかがでしたでしょうか。ちなみにOLYMPUSとPanasonicのM4/3のレンズはお互いにマウントが同じ形状なので使えます(手振れの設定は要確認)。そう考えるとレンズのバリエーションもなかなか豊富だと言えます。
もし、良ければ是非お試しください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。