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【Canon/SONY】ポートレートを撮っている私がこのカメラを選んだ理由

【Canon/SONY】ポートレートを撮っている私がこのカメラを選んだ理由

マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。

新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。


今回はポートレート撮影におすすめしたい「BEST BUY」のカメラをご紹介します。
今まで撮影・使用してきた中で、個人的に感じた便利な点、おすすめポイントみたいなのを交えながら書いていけたらと思います。筆者の用途の中で感じたBEST BUYポイントなので多くの方とは異なるかもしれませんが、機材選びの参考になれば幸いです。

 

 EOS R5

 
本格的にカメラを始めたのはだいぶ前ではあるのですが、以前の筆者が主に撮影していた被写体は動物と、風景。いわゆる作品撮りみたいなことはあまり行っておらず、どちらかと言えば記録写真としての用途が主でした。
そんな中、ポートレート撮影をするようになり改めてカメラ選びをしようと思ったときに出会ったのがこのカメラでした。

1.約4500万画素と絶妙にバランスのいい画素数

 

発売当初は購入できなかったのですが、しばらくしてようやく購入することが出来ました。
約4500万画素、当時では高画素モデルに分類されるこのカメラを選んだ一番最初のきっかけが画素数でした。本格的にポートレートを始めるのであれば、編集もするだろうしトリミングなんかもするかもしれないから、これくらいの画素数が欲しいといった漠然とした想像からでした。次いで以前使っていたカメラの肌色の発色が若干物足りない(少しくすんだ印象になる)と感じていたので、以前からCanonは肌の発色には定評があるためポートレートには向いているかもしれないと思い、それも検討材料の一つになりました。
実際に高画素であるがゆえに、編集耐性がかなり高く引き伸ばして大きく印刷を行うときや切り抜いたりトリミングを行ったりした後のデータを300dpi等で出力しても全然荒くなることなく出力することが出来ました。

2.素早く正確に合わせる瞳AF

 

EOS R5に搭載された「瞳AF」は最終的に筆者の購入の決め手となりました。
最初のきっかけとなった4500万程度の画素を有したカメラ、というのは実のところEOS R5が世に出る前からいくつか選択肢がありました。それらの選択肢はもちろん頭の中にありましたが、EOS R5にしようと決断するに至った機能こそ瞳AFだったのです。カメラを構えて被写体の方に向けるとスッと画面の中に写り込んでいる人物の瞳を検出しそれを四角で囲ってくれます。そのまま半押しすると検出していた瞳にピントが合うのであとは全押ししてシャッターを切るだけ。
撮影時に覗いてフォーカスポイントを操作してピントを合わせるといった作業がほぼなくなり、構図の調整、ライトの調整、被写体とのコミュニケーションに集中することが出来ます。

3.高いノイズ耐性

 

以前使用していたカメラの気になっていたところのもう一つがノイズ耐性の低さでした。
これまでは特に気になっていなかったのですが、スタジオなどの室内での撮影だとISOを上げて撮影することもありました。その時にどうしてもざらっとした印象になってしまうこともしばしば。晴れた屋外であればさほど出ないノイズ、実際に出てしまったとしても今まではそこまで気にかけていなかった部分なのですが、ポートレートとなると顔の部分はじめとした肌の部分にザラっとしたノイズが乗っかってしまうのでどうしても気になってしまいます。R5に買い替えを行ったとき高画素なので、致し方ない部分であると覚悟をしていたのですが実際に大きい画面で出力してみるとほとんど気になりませんでした。

上記の作例はISOを3200に設定し、足元のライトのみでの撮影を行いました。
実はこのシチュエーションでも瞳AFが反応しており、そこも感動しているのですが撮影後にデータを確認したところここまで厳しい条件下の撮影でも、使えないレベルのノイズはほぼ見受けられませんでした。

4.最大で8段の手振れ補正

 

対応するレンズを用いることで、最大で8段の手ブレ補正を得ることが出来るので低照度のシチュエーションのような低速シャッターを使わざるを得ない状況において真価を発揮してくれます。
対応していないレンズを用いた場合でも、5段の補正がかかるのでかなり手ブレによる失敗写真を減らせます。ポートレートにおいてはあまり重要視されない部分かもしれませんが、シャッタースピードを下げて撮影を行うときはどうしても手ブレをしないようにすることに集中してしまいがちなのではないかと思います。筆者の経験談なのですが手振れを気にしすぎて同じカットを何回もリテイクしたり、気にせず撮っていてデータを持ち帰ったら実はブレていた…なんてことが何回かありました。ピンボケと手ブレは後から修正で直すのがかなり難しい(わずかなピンボケ程度なら何とかなったりしますが)ので、ここも心強いポイントです。

 

 

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 α7RⅤ

 
約6100万画素の高画素を有するSONYのαシリーズの中でも解像度に特化させたRが付く最新モデル。
EOS R5の購入から高画素機を好むようになった筆者がSONYを購入したいと思い購入したのがこの一台。

1.AIプロセッシングユニット

 

α7RⅤから搭載された機能の一つがAIプロセッシングユニット。
この機能によりAF性能が飛躍的に向上しました。ただでさえ瞳AFで一世風靡したSONYなのですが、この新しいモデルはただ顔から目を検出するだけではなく、AIを用いて判別・検出し、俯いていたり前髪が目にかかっていたりと如何なる状況でも人体の骨格や姿勢・顔の向きの状況から目の位置を判別し合わせることが出来ます。目が写っていないシチュエーションであればそれ以外の部分(顔の輪郭や身体など)を検出しそこにAFを合わせることが可能です。
ちょっと細かい話なのですが、眼鏡をかけている方を撮影する時、従来の瞳AFだと眼鏡のフレームであったり眼鏡のガラスにピントが合っていることもありましたが、α7RⅤは一回もそういったシチュエーションがありませんでした。

2.Creative lookで現像要らず

 

α7SⅢから搭載されたカラーのプリセットで、筆者がα7RⅤの購入を決めた機能の一つです。
特に「FL」というフィルムライクな発色をしてくれるプリセットが特にお気に入りでして、だいたいこのルックにして撮影しています。画像を切り抜いたりといった大掛かりな編集を必要としない画像編集はFLを使って撮影をした時は明るさの調整を加える程度になりほとんどやらなくなりました。それくらい優秀なルックです。それ以外にも「PT」や「SH」など使い勝手のいいプリセットが10種類入っており、またそれらをさらに自分好みに設定の調整をすることが出来ます。

3.レンズの種類がとにかく豊富

 

これはα7RⅤに限った話ではないのですが、SONYのEマウントはとにかくレンズの種類が豊富です。
サードパーティ製を含めると相当の種類のレンズがあり予算や使用頻度などでレンズのグレードを様々選ぶことが出来るので、自分に合うレンズを探しやすいです。
個人的なおすすめレンズは、TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD今回の作例に使われているレンズで、標準域の35mmから望遠域の150mmの広範囲を一本でカバー出来F値が明るいレンズになっています。
 

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番外編

 
上記の2機種は実際にポートレート撮影をする上で筆者が購入を決めたカメラで「買ってよかった」理由と共にご紹介させていただきました。
以下は番外編として、検討する上でレンタルで借りたりして撮影を行ったものの中でポートレート撮影をするのにいいと感じたカメラもご紹介させていただきます。

1.α7Ⅳ

 


言わずと知れたSONYのαシリーズのベーシックモデルであるα7Ⅳ
筆者が購入を決意したα7RⅤに匹敵するほどの高いスペックを有しており、画素は3300万画素と決して低くはないのも魅力。瞳AFも上位モデルに全く引けを取ることなくとても優秀で、筆者のようにA1サイズに伸ばして印刷をしたりしないような方であれば3300万画素でもむしろ多いくらいで全く申し分ありませんので、フルサイズデビューにもピッタリな一台だと思います。
 

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2.Z7Ⅱ

 

Nikonからもご紹介させていただきます。
Z7Ⅱ、このカメラは他でもない筆者が購入を決めたEOS R5とギリギリまで比較し悩み抜いたカメラです。Z7ⅡのおすすめしたいポイントはISOの低感度設定が高画素機でありながら64スタートであるということ。ポートレート撮影をする上で連写機能であったりAF性能よりも画質を重視する方にこそZ7Ⅱはおすすめだと感じます。
筆者がEOS R5を選んだきっかけになったポイントは瞳AFの性能とストロボのコマンダーを付けた際の最大同調させられるシャッタースピードが1/200秒までしか使えないという点(1/250秒以上はハイスピードシンクロになる)
しかし、その点を除けば出てくる写真はどれもナチュラルな仕上がりで色再現性がとにかく優れている印象。見たままの色味、そのままを表現したい方にも非常におすすめです。

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最後に

 
いかがでしょうか。
今回はポートレート撮影をする上で「買ってよかった」と思えるカメラをご紹介させていただきました。
ポートレート撮影に何を求めるのか、であなたに合うカメラは大きく変わってきます。動きの大きい被写体を撮影するのであればAF性能重視ですし、大きく印刷したりトリミングを行うのであれば画素を重視したカメラを選んだ方が良かったりします。今回の記事がカメラを選ぼうとしている方、ポートレートを始めてみようと思っている方の少しでもタメになる記事になったらうれしい限りです。

[ Category:Canon SONY | 掲載日時:25年07月17日 17時01分 ]

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