Bird Shooting【01:SIGMA C 100-400mm F5-6.3】
2022年2月8日にNikonからNIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR Sが発売予定となりました。
Nikon Z9が発売され、NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR Sが予約開始、さらにNIKKOR Z 800mm F6.3 VR S も開発発表がされました。
いよいよNikon Zでも動体撮影のラインアップが本格的に盛り上がりを見せ、動体撮影が好きな筆者としてはとても楽しみです。
新しく登場するレンズも非常に楽しみですが、既に発売されているレンズにも高画質・高性能なレンズは数多く存在します。
そこで今回はSIGMAのFマウントレンズ「Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」とテレコンバーター「TC-2001」を使用し撮影を行いました。
まずはテレコンを装着せず撮影した写真をご覧ください。(組み合わせたボディはZ9になります。)
【Nikon Z9 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
― 1/800秒 ・ F6.3 ・ ISO800 ・ 400mm ―
【Nikon Z9 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
― 1/800秒 ・ F6.3 ・ ISO1400 ・ 400mm ―
【Nikon Z9 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
― 1/800秒 ・ F6.3 ・ ISO3200 ・ +0.7ステップ ・ 400mm ―
撮影をしプレビューを見て改めて感じたことは、このレンズの描写力の良さです。
Z9の画像処理能力もありますが、画像処理の前にレンズの性能が高くなければ、カメラの処理能力も活きてこないことを考えると、コンパクトながらも4500万画素に耐えられる、とても高い描写力を持ったレンズだと改めて実感しました。
以降よりテレコンを装着した写真をご覧ください。
【Nikon Z9 + SIGMA TC-2001 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
― 1/800秒 ・ F12 ・ ISO2800 ・ 600mm ―
ミラーレスボディになってから純正・サードパーティーレンズにかかわらず、テレコン使用時にAFのF値制限がなくなり、より快適さは増していく一方です。
さらに、Z9の新しい画像処理エンジンEXPEED 7のおかげで、ISOが上がってもディテールがつぶれずに高精細な撮影が可能となりました。
【Nikon Z9 + SIGMA TC-2001 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
― 1/800秒 ・ F13 ・ ISO4500 ・ 800mm ―
【Nikon Z9 + SIGMA TC-2001 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
― 1/800秒 ・ F12 ・ ISO4500 ・ 480mm ―
飛んでいる場面もフレームに収めれば、マウントアダプターFTZIIを使用したレンズでもご覧の通り、鳥を検知して追従をしてくれます。
AF-C・オートエリアAF・被写体検出(鳥)を設定し、後はシャッターボタン半押しですぐに検知してくれます。
まだ野鳥撮影を始めてから間もないので、流し撮りが得意ではありませんでしたが、追従性も大変満足でした。
【Nikon Z9 + SIGMA TC-2001 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
― 1/800秒 ・ F13 ・ ISO6400 ・ +0.7ステップ ・ 800mm ―
いかがでしたでしょうか。
まさにSIGMAのContemporaryが謳っている、『高性能、しかも小型・軽量。真の「オールマイティ」レンズ。』だということがとてもわかります。
さらにNikon Zボディで使用すれば、F値によるAFの制限を気にせずに使用できるため、より快適に野鳥撮影を楽しむことができます。
改めてContemporaryの魅力に気づかせてもらえた撮影でした。
ご紹介しましたZ9は現在お取り寄せとなっております。