Bird Shooting【02:Canon RF 800mm F11 IS STM】
2021年11月27日、CanonからEOS R3が発売されました。
EOS R3よりも前に発売された、EOS R5 , EOS R6は、人物の瞳・顔、さらに頭部検出、それだでなく、犬・猫・鳥の全身・顔・瞳の検出にも対応し、筆者がEOS R5を手にし、ファインダー内に見えた蝶に対し、AFを作動させると、その動きに確実に追従していたのを見た時にはとても感動したのを覚えております。
ここまで高性能なAF機能を持つ、EOS R5を充分に活かすならUSMを搭載したレンズだろうと思っておりましたが、今回ご紹介します、RF 800mm F11 IS STMの性能も気になり、野鳥撮影に出ました。
【Canon EOS R5 + RF 800mm F11 IS STM】
― 1/500秒 ・ F11 ・ ISO3200 ―
まず驚かされたのは、この追従性です。
比較的お求めやすいレンズ群にSTMを採用したレンズが多い印象がありましたが、それを感じさせることの無く、ファインダー内にいる限り、AF枠が確実に捉えていました。
【Canon EOS R5 + RF 800mm F11 IS STM】
― 1/500秒 ・ F11 ・ ISO2500 ―
【Canon EOS R5 + RF 800mm F11 IS STM】
― 1/500秒 ・ F11 ・ ISO3200 ・ +0.7ステップ ―
【Canon EOS R5 + RF 800mm F11 IS STM】
― 1/500秒 ・ F11 ・ ISO3200 ―
【Canon EOS R5 + RF 800mm F11 IS STM】
― 1/500秒 ・ F11 ・ ISO6400 ―
【Canon EOS R5 + RF 800mm F11 IS STM】
― 1/500秒 ・ F11 ・ ISO5000 ―
800mmのレンズというと他メーカーでも100万円を超えるレンズが多く、コンパクトな超望遠レンズでもMFのみのミラーレンズでしたが、AF、手振れ補正も搭載し、かつ画質も、軽さとお求めやすい金額を考慮すれば、これより右に出るレンズはないと思います。
野鳥撮影というと、ボディ・レンズともに大きく重い装備になりがちですが、この組み合わせならフルサイズミラーレスの中では、かなりお手軽・快適に野鳥撮影ができるセットだと感じました。
今回は、EOS R5での組み合わせでしたが、同等のAF追従能力を持つ、EOS R6でも期待ができそうです。