Bird Shooting【09:150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD Vol.2】
今年の8月にNIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR、10月27日にはNIKKOR Z 600mm F6.3 VR Sが発売され、Nikon Zマウントの望遠レンズのラインナップも充実してきました。
本シリーズの08でもご紹介しました、TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXDですが、Nikon Zマウントも10月31日に発売されました。
そこで今回はZマウントのレンズを使用してみることにしました。
結論から申し上げますと、Z9で快適に使用できる素晴らしいレンズでした。
恐るべしVXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)のAFモーターでした。
今回出会えた野鳥たちをご紹介します。
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO800 – 500mm
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO4000 – 500mm
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO1400 – 500mm
今回は2箇所公園を訪れました。
どちらも初めて訪れる所で、2箇所ともとても広く、そのうちの片方はおすすめコースを1周すると約2km。
筆者に撮影に意識を向けながら公園を1周できる体力はありませんので、池があるエリアを中心に回りました。
たくさんのマガモとカルガモがお出迎えをしてくれたので、マガモは逆光で緑が綺麗な時に1枚。
カルガモは羽を伸ばしてくれた時に1枚、それぞれ収めることができました。
撮影している途中にコツコツと音がしましたので、上を向いてみるとそこにはコゲラがいましたので、特徴的な背を撮影しました。
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO1400 – 750mm(DX)
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO12800 – 500mm
他にも道中歩いていると様々なさえずりが聞こえてきたので、足を止めてみると筆者の大好きなメジロがいました。飛んでいくまでずっと連写していました。
飛んでいった後に振り返った先にはキセキレイもいましたのでそこでも1枚。
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO9000 – 500mm
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO11400 – 500mm
今回は飛ぶ宝石のカワセミに出会えました。
Nikonボディを使用する際は、3Dトラッキングのオートエリアに被写体野鳥指定、連写はH20で撮影を行いますが、今回はC120を使用してみました。アップデートで搭載されていたことは知っていましたが、機能を使用するのは初めてです。
正直に申しますと、この機能のおかげで2枚目の写真が撮れました。
Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO12800 – 500mm
プリ記録時間を1秒に設定し、半押しでカワセミを捉えた状態で待ち続けていましたが、全押しで反応できたのはこの時ぐらいだったと思います。
ご愛用の方からしたら今更かと思いますが、これをプレビューで見た時には驚きました。
とても感動はしましたが、被写体までの距離は遠くISOもかなりあげての撮影で少しノイジーになってしまったので、またこの組み合わせでリベンジしてみたいと思います。
他にもマヒワやアオジにも出会いましたが日陰の暗い所でしたので、撮影できたもののディテールが潰れてしまったので今回は割愛しました。
野鳥の動きにまだまだついていけない筆者ですが、このレンズとZ9の組み合わせは撮影の成功率を高めてもらいつつ、機動性に優れた素晴らしい組み合わせを体感することができました。