【SONY】Camera Technique Vol.10 for SONY フォーカスホールドボタン
本館5階スタッフが、皆さまのちょっとした疑問にお答えする『Camera Technique』
「SONY」のEマウントAマウント、「CONTAX」や、動画のあれこれ、本館5階アイテムの比較や操作のやり方、
豆知識などを中心に、長期的に連載していきたいと考えております。
今回ご紹介する機能は【フォーカスホールドボタン】です。
SONYの純正レンズには【フォーカスホールドボタン】が備わっているものが一部あります。
このボタンはデフォルトの設定では【フォーカスホールド】と呼ばれる機能が割り振られています。
【フォーカスホールド】とは、一度ピントを合わせた後、ボタンを抑えている間、フォーカスを固定してくれるという機能です。AF-Cモード、つまりコンティニュアスで追い続けている時、シチュエーションによってはピント位置を固定したくなることがあります。そのような場合に、レンズ横についていることによって、素早い操作が可能となります。本体側についているボタンでも操作可能ではありますが、直感的に操作するような内容なので、レンズ横についているほうが操作しやすいと思います。
【FE 400mm F2.8 GM OSS】にもついています。超望遠レンズには必須のボタンです。
【FE 24-105 F4 G OSS】にもついています。
【FE 35mm F1.8】にもついています。
【フォーカスホールドボタン】はデフォルトの設定では【フォーカスホールド】の設定になっています。
ですが、その機能だけではなくカスタマイズから様々な機能を割り振ることができます。
ですので、カスタムボタンの一種と考えることもできます。レンズ側にあるカスタムボタンですから、ボディ背面のボタンよりも直感的に押せるので、様々なシチュエーションに対応することができます。
個人的には、【グリッドライン】表示を割り振るのが気に入っています。
風景撮影の際に、常時表示するのも構図の補助になりますが、グリッドラインが表示されている状態は被写体が見づらく苦手です。そんな時には一時的に表示する方法をとるのが一番だと思います。
次回も本館5階スタッフが、ちょっとした疑問点に対する答えをお送りいたします。
お楽しみに!