2009年12月26日に発売になったCanon EOS-1D MarkIVのファーストインプレッションをお届けします。
まず、EOS-1D MarkIIIから画素数が600万画素ほどアップし、1610万画素を実現しながらも、秒間約10コマの高速連写は健在です。割合連写性能に特化していた1D MarkIIIまでとは一線を画し、レスポンスや連写性能だけでなく画質性能にも死角はなくなりました。また、常用ISO感度も12800までと向上。その進化は本物で、見事な低ノイズ感は実際にISO感度別に比較した作例画像を見ていただくと良くわかります。今までの常用感度の最高域として使ってきたISO3200や6400でのノイズ感もさらに少なくなり、余裕を持ってこのあたりの高感度で撮影できるのも、常用ISO感度が引き上げられた恩恵です。
また、同クラスの機種でNikon D3Sがありますが、EOS-1D MarkIVならではの魅力は
低感度域がISO100(拡張でISO50)から使えることです。日中でもシャッタースピードを低速にでき、開放付近でぼけを生かして撮影できたりと、撮影表現が多彩に広がります。
■作例
(元画像を50%に縮小)使用レンズ:Canon EF50mmF1.2L USM
焦点距離:65mm相当
絞り:F4
シャッタースピード:1/320
ISO感度:200
焦点距離:65mm相当
絞り:F1.2
シャッタースピード:1/4000
ISO感度:100
露出補正:-0.3EV
焦点距離:65mm相当
絞り:F3.5
シャッタースピード:1/80
ISO感度:100
焦点距離:65mm相当
絞り:F3.2
シャッタースピード:1/320
ISO感度:400
焦点距離:65mm相当
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/200
ISO感度:400
露出補正:-0.7EV
焦点距離:65mm相当
絞り:F1.2
シャッタースピード:1/1600
ISO感度:800
焦点距離:65mm相当
絞り:F1.8
シャッタースピード:1/1000
ISO感度:400
焦点距離:65mm相当
絞り:F1.2
シャッタースピード:1/2000
ISO感度:800
焦点距離:65mm相当
絞り:F4
シャッタースピード:1/100
ISO感度:800
焦点距離:65mm相当
絞り:F1.2
シャッタースピード:1/800
ISO感度:800
焦点距離:65mm相当
絞り:F1.8
シャッタースピード:1/200
ISO感度:800
焦点距離:65mm相当
絞り:F1.4
シャッタースピード:1/320
ISO感度:12800
■ISO感度:800
■ISO感度:1600
■ISO感度:3200
■ISO感度:6400
■ISO感度:12800
■ISO感度:h1(25600相当)
■ISO感度:h2(51200相当)
※この画像は元画像を40%縮小しています。
■ISO感度:h3(102400相当)
※この画像は元画像を40%縮小しています。
Canon EOS-1D MarkIVのショッピングは<三角矢印>
こちら
Canon EF50mm F1.2L USMのショッピングは<三角矢印>こちら
[ Category:
Canon | 掲載日時:10年03月21日 15時59分 ]