「エントリーモデル」
初心者向け。誰でも簡単に使える。軽い・小さい。ちょっとプラスチックな質感。
カメラや写真の経験を積めば積むほどそのイメージを持たれている方もいるのではないでしょうか。
かくいう私もその一人で、失礼ながら「エントリー機」を少し甘く見ていた節がありました。
しかし、使ってビックリ…
いや、相当ビックリしました。「こんなに写るの!?」と。
今回は先月発売されたばかりの新製品『Canon EOS R50 ダブルズームキット』で撮影してきた写真をご紹介いたします。
撮影日は3月下旬の暖かな平日。YouTube撮影のため神奈川県三浦半島を訪れました。
実は撮影日の前日に『EOS R50』を初めて触ったのですが、本当に小さくて軽い。
RFマウント機でこんなに小さいの!?というのが最初の驚きです。
その小さなボディに2420万画素のAPS-Cセンサーを搭載。きっと綺麗に写るだろうと想像はしていたのですが、撮影して驚きました。
タイドプールに取り残されたカタクチイワシがビックリして浅場に打ち上がった瞬間をパシャリ。
(この後救出して大きなタイドプールに離してやりました)
ウロコの煌めき。ラメを散りばめたような背中のメタリックな質感。
キットレンズで撮影したのですが、侮れない高精細な写りです。ちなみに実際の写真は横6000Pixありますので、PCの大モニターで見るともっと高精細に見えます。
標準ズーム、望遠ズームともに軽めの操作感で一般的なキットレンズの感触なのですが、さすがキヤノン。本当によく写るレンズです。
透明度の高い海はまるで何処かの離島のよう。この写真を「EOS R6で撮りました」と言われても何も疑問に思わない写りだと感じます。
ちょうど桜が満開の時期で道中のあちらこちらで美しい花を咲かせていました。
カメラを持つもの、桜が咲けば自然とカメラを向けてしまうものです。キットレンズである『RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM』も素晴らしい写り味。
ところ変わって三浦半島の最南端・城ヶ島へ。
レンズは標準単焦点である『RF50mm F1.8 STM』。海と空を美しく切り取ってくれるレンズです。
夕暮れまで撮影を行いました。
プライベートではフルサイズ機を使用している身ですが、『EOS R50』で撮れる写真は本当に綺麗。そして被写体認識も搭載したAFは上位機種と思うほどレスポンスの良い動きで被写体にピントを合わせてくれます。
驚きだらけだった新型エントリーモデルの実力。さらに詳しく本機の性能や描写を知りたい方は公式YouTubeチャンネルにて動画を公開しています。
『EOS R50』で撮影をした4K動画も掲載してありますのでぜひチェックしてみてください!