【Canon】EOS R10 の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回はCanonの「EOS R10」と「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」をご紹介します。
「EOS R10」は本格的な写真・動画を撮ることができつつも小型・軽量で、有効画素数約2420万画素APS-Cサイズセンサーを搭載しています。
フォーカスや露出を追従させての連写スピードは、最高で約23コマ/秒ととても速いです。
被写体検出は上位機種の技術を継承しており、人物はもちろんのこと、動物(犬・猫・鳥)や乗り物(モータースポーツの車やバイク)といった素早く動くものにも対応しています。
初心者から中級者にぴったりなカメラと言えるでしょう。
「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」もまた小型・軽量で、その重さはわずか約130g。
安心の手ブレ補正も付いているので、どこへでも持ち運んで撮影できます。
それでは作例をどうぞご覧ください。
道路、歩道橋、手前の金網と3つのレイヤーがある写真。
歩道橋を歩く人を待ってシャッターを切りました。
人がいるのといないのでは大違いです。
「EOS R10」には瞳AFがついており、後ろ姿など瞳が見えないときには人物を検出します。
枝に隠れた人たちを捉えて追ってくれました。
ビルの形が面白かったので、やってきた飛行機と一緒に撮りました。
空が映る窓ガラスが空のようにも見えるのが面白いです。
飛行機検出機能はついていませんので、モニターの飛行機が表示されている部分をタッチして、しっかりピントを合わせつつ撮りました。
アンティークのテーブルサッカー。
ボールを打つ部分が人の形をしたプラスチックのものは見たことがありましたが、こちらはだいぶシンプルで、それが年代の古さを物語っているのかもしれません。
約2420万画素CMOSセンサーが表面のサビまでも精細に写してくれました。
網入りガラスにインスタントフィルムがたくさん貼られています。
こちらに向いているのは裏側なのでどれも黒く、なんだかおもしろい光景でした。
ガラスやライトの質感がよいです。
DJの巧みな手元を撮影。
ポイントはジョグに映った右手です。
ジェスチャーと笑顔で許可を取り、手を伸ばしてカメラを近づけます。
こんなとき小型・軽量であることが役に立ちます。
正直、たくさんのカメラが小型・軽量を謳っています。
前モデルより小型・軽量ということが多いのですが「EOS R10」は本当に小さいです。
例えば「EOS Kiss X10i」はミラーレスではないものの同じキヤノンのAPS-Cサイズセンサー搭載のエントリーモデルですが、それと比べてみると約15mmほど背が低く、86gも軽いのです。
515gのうちの86gも軽いのですから、「EOS R10」がいかに軽いか伝わるかと思います。
豪華で大きなシャンデリア。
光の当たり具合で紫やら緑やらと虹色に輝きます。
バリアングルのモニターをこちらに向けて、手を上に伸ばして撮影しました。
モニターがこの方向に可動となっており、片手で易々と掲げられることが撮影できるカメラの条件です。
「EOS R10」がそれらを満たすおかげで、撮影の幅が広がります。
夜に街を歩いていると、ピンク色に照らされたドアがありました。
伝統的なライブハウスの入り口のようにステッカーが幾重にも貼られている様子が、ピンク色に浮かび上がっています。
一歩移動するとこの輝きは一気に失われてしまうので、ピンク色が最も濃くなる場所を探って撮りました。
こちらは感度をISO6400まで上げています。
感度を上げると色が褪せたり乱れたりすることがありますが、問題なく場の雰囲気を写すことができました。
暗い中でひとりスポットライトを受けて立っていて、遠くからでも目立っていたトルソー。
横にあるアクリル板に反射して、その個性的な服が強調されています。
暗いシーンでしたのでシャッタースピードを落としていますが、手ブレ補正が効いているので安心です。
いかがでしたでしょうか。
「EOS R10」と「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」の組み合わせはとにかく軽くて携行性に優れ、撮影を目的にする外出時だけでなく日常に携行するにもとても快適でした。
約2420万画素というのは6000x4000pxで、コンパクトなカメラなのに画素数はたっぷりししていて、やはりスマートフォンとは違うクリエイティブで本格的な撮影ができます。
かといって難しいカメラではなくダイヤル類なども直感的に使えますし、フルオートで撮っても綺麗です。
ちょうど今回のボディとレンズがセットになっているレンズキットもありますので、そちらがおすすめです。
ぜひお試しください。