【Canon】EOS R5 の魅力と作例 RF24-240mm F4-6.3 IS USM編 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回はCanonの「EOS R5」と「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」をご紹介します。
先日、後継機種の「EOS R5 Mark II」が発売されましたが、約4500万画素フルサイズセンサーやボディー内5軸手ブレ補正機構などは据え置かれており、依然としてEOSシリーズで上位の解像性能を誇っています。
一方で新モデルへのお買い替え需要から現在、中古の在庫が潤沢に。付属品の揃った美品からコストパフォーマンスに優れた並品まで選び放題なのもポイントです。
「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」はRFレンズ初となる高倍率ズームレンズです。
まずその10倍というズーム倍率に目を奪われます。
広角域から望遠域までレンズ交換することなく使うことができるのは、代えがたいくらい快適なことです。
そして周辺部までクリアな描写と、静かでいて高速なAFが特長です。
この相性抜群の組み合わせで撮影してきました。
どうぞご覧ください。
この日は雨。
たまに降りやむことがあるものの空の色は灰色です。
そんな中、サルスベリの花が街に色を添えます。
等倍で見てみるとわかりますが、ピント面が単焦点に引けを取らないシャープさです。
プラス補正して撮影したので明るい雰囲気になりました。
水滴がついたカラフルな風鈴が眩しいくらい輝いて見えます。
こちらは手水舎の龍ですが、撮ってみると奥に無数の丸ボケが浮かび上がりました。
周辺部でわずかに楕円になるものの綺麗な円で、レンズの実力の高さが伺えます。
モノクロで撮りました。
風が吹くとたくさんの風鈴が一斉に回るのです。
実際にその場にいると風を切る音が響き渡ります。
まるで異世界に足を踏み入れたかのような不思議な雰囲気。
先ほどの写真とは違い空が白くハッキリしており、人のシルエットが際立ちます。
そうはいっても人の姿が黒潰れすることなくデテールが残っていることに関心します。
雨の景色と、「EOS R5」「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」の描写をお楽しみいただけだでしょうか。
天候が悪いこんな日には特に、レンズ交換せずに撮影を続けられるのは大助かりでした。
そして何より描写性能が高いのです。
中でも合焦部がとにかく美しく、ただ便利というだけではないスペシャルな存在感を示しています。
おすすめできる一本です。
ぜひお試しください。