
【Canon】「とりあえず標準」はもう卒業。カメラ専門店の中の人が本音で語る、表現の幅を広げる新感覚レンズ
毎日カメラに囲まれて仕事をし暇さえあれば写真を撮りに行っている私ですが、実は広角ズームにはずっと苦手意識があって食わず嫌いなところがありました。
しかしそんな中、広角ズームを使う機会があり「RF10-20mm F4 L IS STM」を使ってみたのですが、非常に面白い魅力的なレンズだったため、ぜひ皆様にご紹介したいと思いブログにしました。

早速、広角端で一枚。
本レンズの広角端はなんと10mm。想定しない範囲までガッツリと写り込んでいるので、画角決めに四苦八苦しつつもまずは一枚。
全域に渡って、シャープな写りで画面端でも色収差が抑えられておりLレンズのスペックの高さを思い知りました。

広角レンズの強烈なパース効果が本レンズの魅力。さすが10mmといった感じです。
この強烈なパース効果こそ食わず嫌いの要因。でしたが、このようにシンメトリー構図で綺麗に決まると非常に気持ちいいです。

今回の撮影でお気に入りの一枚。
広角端10mmに出来る「RF10-20mm F4 L IS STM」という超広角レンズでないと表現できなかった一枚、手前側に強い奥行き感を演出できる超広角の特徴を活かせた写真です。
この一枚を撮影した時はシャッタースピードを動きが出るように0.3秒まで落として撮影をしました。エスカレーターの動きで動体ブレを表現、手ブレに関してはカメラボディとレンズ内に入っている手ブレで十分に抑えることが出来ました。

超広角レンズの特徴やクセが少し分かってきたところで、何回か撮っている被写体に対して再度超広角レンズを用いてアプローチしていきます。
普段35mm~50mmを愛用している筆者にとっては、何もかもが新鮮な撮影体験となりました。頭ではよく分かってるパースペクティブ効果も実際に撮影して目の当たりにしてみるとこんなにもダイナミックな写りになるという事、見慣れた景色がここまで見え方が変わってくる事に改めて感動を覚えました。

望遠端20mmを用いて撮影した一枚がこちら。
20mmも広角の部類ではありますが、超広角で目が慣れた頃に見ると標準画角だと思ってしまうくらいです。

再度、広角端10mmに設定して今度はちょうど逆光になるシチュエーションで撮影出来そうだったので、逆光耐性を確認しがてら撮影をしてみます。
ツツジが群生しているところにちょっとレンズを突っ込んでみてギリギリまで近寄って撮影をしてみます。結構びっしり咲いていたツツジですが、このように超広角で写してみるとちょっと疎らな印象に。
右下にちょっとフレアが出ているのが確認出来ると思いますが、逆光をもろに受けるシチュエーションでの撮影であることを加味するとLレンズに相応しい非常に優秀な逆光耐性だと思います。

いつも見慣れた風景・景色にカメラを上に向けて撮影します。魚眼レンズのように自身の視野では見えない範囲の建物までしっかりと写ります。

超広角で撮ってみたかった被写体の一つが東京タワーです。
広角映えしそうだと思い東京タワーの真下辺りまで赴き撮影を行いました。実際に真下まで行くと先端が全く映らなくなってしまうので、手前で撮影。辺りは観光客の人で溢れかえっており多くの人が東京タワーをバックに記念撮影をしておりました。

エレベーターで上に上がってみて骨組みの撮影をしに行きました。
超広角レンズとなると撮り方によっては骨組み以外が写り込み過ぎたり、骨組みがスカスカになってしまったりと思いのほか難しかったですが、東京タワーの鉄骨を蜘蛛の巣のように上手く出来るだけ多く画面内に収まるように撮影しました。
いかがでしょうか。
今回「RF10-20mm F4 L IS STM」をご紹介させていただきました。広角レンズに今まで苦手意識を持って食わず嫌いをしてきたことを後悔するくらい、今では広角レンズを使うようになった自分がいます。
いつも撮っていた風景やスナップは勿論、ポートレート撮影にもどんどん広角レンズを活用していきたい、と感じるようになりました。
そして今まで画質の優れた広角レンズは重くて大きいものが多かったのに対し、本レンズはF4通しなのに570g、そしてサイズも小ぶり。もう一本として持ち出すのにも持ち出しやすいサイズ感なので、普段使いのレンズにプラスαする感じで運用できるのもおすすめポイント。
皆様ぜひ今まで以上に視野を広げてみて広角レンズ、手に取ってみてください。



