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【CONTAX】使ってみようオールドレンズ。Planar T*85mm F1.4 AE

カメラをされている方ならば、この単語を耳にしたことがあるかと思います。

―オールドレンズ―

かくいう私もいろんなレンズを試す中でオールドレンズに興味を持った一人です。
今回はオールドレンズの魅力を皆様にお伝えすべく、様々なオールドレンズがある中でこちらを選んでみました。

レンズ:CONTAX Planar T*85mm F1.4 AE Germany

ボディ:SONY α7IV ILCE-7M4

マウントアダプター:RAYQUAL ヤシカコンタックスレンズ/ソニーEボディ用

クリスマスも近付き街も色付く中、イチョウ並木を目指して渋谷から歩いてみました。
普通に歩くだけでも30分以上かかる道のりでしたが、この日は晴れていたのでいい撮影日和でした。

今回は作例と共にオールドレンズの良さを感じて頂ければ幸いです。

F値:F1.4
F値:F1.4

街中を歩きながら撮影していたのですがショーウィンドウの中もクリスマスに向けて彩られておりとても綺麗でした。

こういったガラス越しの撮影だとオートフォーカスが迷ったり、思ったところにピントが合わないこともありがちですが、そもそもマニュアルフォーカスなので自分の思うところピント合わせができ、撮影に集中できるメリットがあります。

F値:F1.4

こちらのレンズは電子接点がないのでフォーカスリングを回すだけではピント拡大が行われません。
なので、個人的にはシャッターボタンの近くにあるカスタムボタンのC2にピント拡大を割り当てるのをオススメします。

こちらの設定をする事により撮影時の操作を人差し指のみで行えますのでスムーズな撮影を行う事ができます。
是非お試しください。

F値:F1.4
F値:F1.4
F値:F1.4

お目当てのイチョウ並木に辿り着く前にいい紅葉を見つけたので歩道橋の上から撮影をしてみました。
こちらのレンズは85mmという中望遠と、F1.4という開放F値により主題を浮き上がらせることができます。

筆者の大好物な写真です。

F値:F1.4
F値:F1.4
F値:F1.4

続いてこちらはオールドレンズらしい描写の写真です。

昨今のレンズでは基本的に逆光耐性が強くコントラストがしっかり出る傾向にあります。

性能が良いのは間違いないのでオススメではありますが、このようなハレーションとゴーストの合わせ技はオールドレンズならでは表現ですのでこちらの写真に魅力を感じた方はオールドレンズを是非使って頂きたいです。

絞り:F5.6
F値:F1.4

歩いているとお花を見つけましたので逆光で撮影しました。

1枚目の写真はF5.6まで絞り、2枚目の写真は絞り開放です。

1枚目の写真で開放時は全体にハレーションを起こしていたのですが、絞ると中心のみに色付いたハレーションが発生して面白い表現が出来ました。
このような表現は現代レンズではまず見られないでしょう。

2枚目の写真は家と家の隙間から差した光が上手く花のみに当たってくれていたので明暗差の出たいい写真が撮れました。
この写真は今回撮影した中でかなりお気に入りの写真です。

絞り:F8
絞り:F2.8

ついにイチョウ並木に到着しました。

撮影当時はまだ完全には紅葉しておらず残念ではありましたが圧巻の風景でした。

絞りは1枚目がF8、2枚目がF2.8です。
どうしても開放だと甘めの描写になりますがF2.8まで絞るとかなりシャープネス感が増し、描写力が非常に増します。
このように絞りで大きく描写の変わるというのもオールドレンズの魅力かと思います。

F値:F1.4
F値:F1.4

この日は平日だったのですが観光客の方々も訪れていてたくさんのカメラユーザーを見かけました。

マニュアルフォーカスの大変さをこのショットでは痛感しましたが、しっかりピント合わせができたと自分を褒めていこうと思います。

そしてこの時もカスタムボタンのC2に割り当てたピント拡大を使いました。
C2ボタンに大感謝です。

F値:F1.4
F値:F1.4

次は地面スレスレ枯葉ショットです。

被写界深度の浅さにより主題が際立つのでついつい枯葉を見つけると地面スレスレ撮影をしてしまいます。
このような場面ではチルト液晶もいいですが、α7Ⅳのようにバリアングルだと縦アングルでも撮影しやすいのでオススメです。

ちなみに2枚目の写真は芝生の上に落ちていた落ち葉を撮りました。
逆光で撮影するとこのようなたくさんの玉ボケで包むことが出来ますので是非お近くの芝生で試してみてください。

絞り:F8
F値:F1.4

1枚目は最短撮影距離1mからF8に絞り光芒を発生させてみました。
葉の隙間や端から見える太陽を狙ってあげると光芒が出やすくなります。

2枚目のような絞り開放でもいい雰囲気の光の漏れ方をするので皆さんがお持ちのレンズでもどんな写りをするのか是非試してみてください。

最後にこのレンズの特徴について触れたいと思います。
こちらは「手裏剣ボケ」と呼ばれています。

F1.4・・・円形絞り

F2~4・・・手裏剣型

F5.6~16・・・8角形(絞り羽根枚数:8枚)

このように絞り方により様々な顔を見せてくれます。

F値:F1.4

ここまでたくさんの作例を見て頂きましたがオールドレンズの魅力は伝わりましたでしょうか。
CONTAX Planar T*85mm F1.4 AEの実力もありますが筆者自身はしっかり虜になりました。

我が家のレンズ家族に加えようか検討中です。

SONY Eマウント用のマウントアダプターは様々なメーカーからたくさん出ていますので皆さんも是非オールドレンズの世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

 

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:23年12月05日 18時00分 ]

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