2016年2月25日、今年もパシフィコ横浜でカメラと写真映像のワールドプレミアショー CP+が開催されました。
今年は年明けから新製品が次々と発表されるカメラの当たり年。さっそく注目の新製品を中心に情報を入手しに行ってきました。
まずは2007年以来のダブルフラッグシップ発表で盛り上がるニコンブースから。
入り口には豊富なラインアップが勢ぞろい。
ブース中央にお目当のD5とD500がありました。
撮影中に手前を別ものに横切られても被写体を離さない「AFロック」機能が追加されました。
D4Sでも凄いと思っていたAF機能がさらに進化するとは。カメラの進化はまだまだ止まりません。
そして同じAFシステムをよりコンパクトにまとめたD500。ファインダー内の隅々まで広がるフォーカスポイントは圧巻です。
右手周りの操作系も統一されており使い勝手が良さそうです。
D5/D500展示コーナーの裏には2日前に発表されたばかりのプレミアムコンパクト DLシリーズが並びます。
Nikon 1シリーズで定評のある1インチセンサーを3種類のレンズと一体成型にで驚くほどコンパクトになりました。
広角モデルの「DL18-50f1.8-2.8」には見上げた時のパースを補正する「あおり効果」を搭載。
場内に置かれたディスプレイでもでもその効果を十分に確認できました。
専用の電子ビューファインダーも綺麗で使い勝手が良かったです。
焦点距離がすぐに決まるステップズームリングには等倍撮影が可能なスーパーマクロへの切り替え機能が付いています。
ちなみに「DL24-85f1.8-2.8」では、28mm時に開放F値2、35mm時F2.2、50mm時F2.5、70mm~F2.8が表示されました。
高感度に強い裏面照射型センサー搭載ですが、単焦点に匹敵する明るいレンズなので高感度に頼るシーンは少ないかもしれません。
とても楽しみなコンパクトカメラの登場に嬉しくなりました。