CP+2016レポート その1.5
レキサーブースです。
レキサーブースではXQDカードのハイパフォーマンスを確認することができました。
D5ではXQDモデルとCFモデルでの連写スピードを。D500ではXQDとSDXCカードを切り替えた時の書き込みスピードの
差を知ることができました。
まずはD5のXQDとCFの対決。
設定は14bitロスレス圧縮RAWを秒12コマで連写します。
Lexar 「プロフェッショナル2933x XQD2.0」を使用したモデルは10秒以上何事もなく連写し続けたのに対し、
UDMA7のCFカードでは約4秒後から連写のコマ数が落ち始めました。
カタログスペックでは82コマの連続撮影が可能とありますが、書き込みが追いつかない分がバッファーが溜まると
スピードダウンは否めないようです。
D500でも同様に書き込みの差を感じることができましたが、XQDで特に驚いたのが次の撮影へのシフトの早さです。
秒10コマで20秒、連続撮影可能枚数の上限200枚まで連写した後、次の撮影までに要した時間はなんと0秒。
撮影後すぐ次の連写に移れるのにはビックリです。
改めて次世代メモリーカードの凄さに驚愕。D5/D500をご検討の方、もちろんD4/D4Sにもオススメです。
最後に、メモリカードは内部構造上、容量によって読込速度の上限値は一緒でも書込速度に差が生じると教えていただきました。
先の「プロフェッショナル2933x XQD2.0」を例にすると64GBモデルは最大書込400MB/秒ですが、
32GBモデルだと390MB/秒と、同じシリーズでも10MB/秒の違いがあります。
カードの種類によっては倍以上差があるものもあるそうです。スピードにこだわる方はメモリーカードも要チェックです。