CP+2016レポート その3
続いてはリコーイメージングのブースから。
お待たせいたしました。
昨年開発発表され、CP+2015ではモックアップの展示だった『PENTAX K-1』の実機に触れることができました。
メタルの骨格をマグネシウム合金で包んだ高強度ボディは厚手のグリップからしっかり伝わってきます。
その堅牢さはチルト式液晶モニター部でも確認できました。
丈夫な4本のアルミの棒で繋がった液晶モニターは押し込むだけで収納可能。
丈夫さだけでなく、使い勝手も良さそうです。
FA Limitedレンズとの組み合わせもベストマッチ。
Wi-Fiでのリモート撮影など機能も多彩で魅力ある製品に仕上がっていました。
ブース内では、「K-1」の技術がたくさん紹介されており、本機の自信の高さが伺えます。
新型ボデイが出れば、気になるのが対応のフルサイズレンズ。
4月末予定の『D-FA28-105mm F3.5-5.6ED DC WR』と『D-FA15-30mmF2.8ED SDM WR』も要チェックです。
リコーブランドでは3月18日発売予定の『GR II Silver Edition』が一足早く展示されていました。
シルバーカラーのレザートーン塗装、結構カッコイイです。
富士フイルムのブースでも注目は新製品の『X-Pro2』。
受注数の多さから発売日を延期するほどの人気機種は、ブース内でも人だかりの山です。
シャッターボタンに指をかけると、自然と親指が新設の「フォーカスレバー」に。
スティック操作で縦横斜めスムーズにフォーカスポイントを動かすことができるのでとても便利です。
ステージのモデルさんをパシャリ!とても綺麗な発色でモニターに表示されました。さすが色にこだわりを持つフイルムメーカーです。
実際は2430万画素でも独自のカラーフィルター配列により、3600万画素クラスの精細感を実現しているとのこと。
発色良し、精細感良し、使い勝手良し。まさにカメラの理想形ではないでしょうか。
『X-Pro2』の内部や、X-Pro1からのデザイン案の遍歴まで楽しい展示が多く見られました。
他にも先日発売されたばかりの望遠ズームレンズ『XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR』や
コンパクトデジタルカメラの『X70』
国内未発表の『X-E2S』や2倍のテレコンバーターが参考出展されていました。これからも楽しみな製品が続きそうです。